いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

ネット社会の超アナログ世界by大田区役所

2009-02-04 | Weblog
 インタ-ネット社会の広がりと進歩は、日進月歩どころか、分刻みで変化している。その波に乗って売り上げを桁違いに伸ばしている中小企業も区内には多数ある反面、極端にネット社会から取り残されている世界もわが国には存在する。

 その好例は大田区役所だろう。前任の区長が「ネット嫌い」だったせいかもしれないが、「アナログ文化」は民間出身の区長になっても変わらないようだ。23区でただ一区、インタ-ネットで図書検索が出来ない、という汚名はさすがに昨年返上された。

 区内に18ケ所ある出先機関「特別出張所」には、つい最近までインタ-ネットの端末がなかった。情報収集や関係者との連絡に民間ではネット接続のない環境は考えられないが、商店や地主さん、町会などネットとは縁遠い方々を主な「顧客」にかかえる「特別出張所」には、それほどの問題ではなかった。

 また、驚くべきは、議会のホ-ムペ-ジに「各議員のメルアド」やホ-ムペ-ジのURLの記載がないのだ。住所、電話番号はもちろん公開されている。非公開の理由は「メルアド、URLを持たない議員に不公平」という、前近代的理由である。いまどきである‥

 さて、その数少ない庁舎内のインタ-ネット端末であるが、この使い勝手が恐ろしく悪いのだ。ネットを使ったこともない「木っ端役人」が決めたのだろうが、とんでもなく面倒臭い手続きが必要なのだ。

①インタ-ネットに接続出来る端末は、施錠出来る場所で保管する。

②インタ-ネットを使用する場合は、管理者に申し出て、鍵をあけ、端末を 接続する。

③使用者は、使用簿に「利用年月日時間」「利用目的」「利用者」「接続  先」を記載しなければならない。

 お役所勤務の長い方なら「すばらしいセキュリテイ-だ!」と感動されるだろうが、年がら年中インタ-ネットで情報を得ている「民間人」から見れば
「馬鹿じゃないの~」としか映らない愚行である。

 そんなくだらない事に、平均時給3500円の大田区職員を税金で雇っている訳ではない。大田区職員労働組合も「憲法9条」なんかいいから、大田区職員を「幼稚園児並み」にバカにして信用しない、このインタ-ネット使用実態にクレ-ムをつけるべきである。

 嗚呼!!!!民間区長になってもアナログ天国!!大田区!!!!!!
ブログランキング

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へにほんブログ村 
↑クリックして頂くとランキングがあがります!



なかのひと