いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

衆議院選挙終わる~いぬぶし自民党へ投票

2005-09-12 | Weblog
 衆議院選挙が終わった。ここ10年で、これ程選挙にかかわらなかったことはなかった。前回の都議選は、他区を含めて、数箇所で応援演説には行ったが今回は一切なし。

 そして、新生党入党以来投票したことがなかった「自民党」へ投票した。残念ながら今の民主党には、到底政権担当能力があるとは思えなかったからだ。小沢一郎副代表や、西村真悟代議士他、旧自由党出身の「マトモ」な議員が、日教組、官公労(公務員労組)、連合などの組合や解放同盟などの支援に埋没してしまっている。(ただ、自民党に入党する、ということではない。相変わらず自由党である。))

 民主党の一部国会議員の発言は、共産党や社民党のものと変わらない無責任ぶりである。到底、恐ろしくて国政を任せることは出来ない、そう国民は判断したのだろう。そして、私もそう判断した。

 朝、配られた選挙速報の掲載された新聞の当選者を見ていると以外な当選者を見つけた。

 福岡のある選挙区。東大出身で郵政官僚だった旧自由党の候補。彼は以前東京の区部の選挙区から、衆議院選挙に出馬するも落選。次の参議院選挙東京地方区出馬、落選。民主党との合併で他の選挙区へのお国替えを打診されたが固辞して、無所属で同じ選挙区で再度出馬するも落選。どうしているのかと思っていた。なんと、自民党の公募に応募して今回当選しているではないか。

 さらに、大阪府では、ある東京23区の区議で、7月の都議選に無所属で出馬した女性が、やはり自民公募候補として当選をしていた。この候補は、どちらかと言うと「民主系」と思われていたし、都議出馬の挨拶が「政権交代を実現する会」のMLに配信された。

 両者に共通しているのは、何年も活動してきた基盤を捨てた、ということだ。代議士は地域利益代表ではない、のはわかる。しかし、何年も支援者として支えてきて下さった多くの方々に手を振って、国会へ行く、それでいいのだろうか。

 必ず国会議員になる、という意思を貫いたことは偉いとも思う。が、私には、ここ大田区から他に行って出馬する気持ちには到底なれない。

 でも、乳飲み子をかかえて郵政省を退職したダンナを支えてきた奥様の姿を思い出すと、そんな気持ちとは裏腹に「おめでとう!」と言いたい。落選中の惨めさは痛いほどわかるから…

 全国の新代議士の皆さん「いい国つくろう!」