いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

怪文書へのご返事

2005-09-05 | Weblog
 区議になってからというもの、怪文書だの中傷ビラ、苦情メールの嵐である。特に、左巻きの方々がお嫌いな案件に手を出すと、凄まじい量のゴミ箱行きメールが来る。

 今週の怪文書は、ある町会関係者のもとに匿名で届いた。受け取ったご本人は「大変だ~」と、ご心配されて自宅にお電話を頂いたが、私にとって、日常の出来事なので、またか、という位だ。

 ただ、せっかくお出し頂いたので、ご返事をネット上でしておこうと思う。まあ、願わくば、匿名ではなく正々堂々と実名でご連絡頂ければ、ご返事も出来るのに、と残念である。

 怪文書には以下のような内容が書いてあったらしい。(実物は見ていない)

1.町会幹部のAさんが、産業廃棄物を近所の公園に投棄した。それを隠すために、犬伏議員に命令して税金で砂をいれさせた。
2.都議会議員選挙の際、町会会館で特定政党の個人演説会を開催させたのは、公金で補助をもらっている会館の趣旨にあわない。

 では、ご返事を。

1.について事実は次のようなものである。町会幹部でもあり、建設関係の仕事を経営されているAさんは、区民に公園管理をまかせている「ふれあいパーク活動」の責任者である。常々、当該公園の樹木の根元の土が流れているのを気にしていた。すると、久が原(区内の高級住宅地の地名)の現場で、良質の黒土が出たので、トラックに載せてこの公園の樹木の下にまいた。そして、この件とは別に、公園の広場部分の地面の土が出ているので、砂を入れて欲しい、との要望がA氏を含め、数人から私にあったので、区担当に依頼したところ、丁度、整備の時期だったので、砂を入れた。というものである。私は命令された覚えはない。また、黒土を産業廃棄物と言うのだろうか。

2.については私がお答えすべきものではないが、見解だけお示しする。確かに、会館建設には区から2000万円の補助金が支給されているので、公的な施設である。これを、特定の政党だけに貸し出すとすれば大問題であるが、今回のケースは、たまたま二人の候補者から借用(有料)の申し出があり、同じ政党だった、というだけの話である。公的施設を選挙の際の演説会場にすることは、公職選挙法においても認められており、現に私自身も、小学校や中学校の施設をお借りして演説会を開催した。政治と町会が無関係を装うのは、かえて奇異である。地域の問題を政治家と共に考えることが本来の姿であろう。

 以上、姿の見えない「匿名さん」へのご回答としたい。