いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

小学校の運動会、校門は大喫煙所

2005-05-29 | Weblog
 日教組が強い時代には、土日の運動会は夢物語だった。せっかくのお休みを「強制的」に出勤させられてなるものか、という権利闘争だったのだろう。最近は、区立小学校では土日開催が当たり前になってきた。結構なことである。

 昨日と今日は、多くの小学校で運動会が行なわれた。ある学校は校門に「国旗」が掲揚してあった。りっぱである。最近特に、よくなってきた学校である。国旗掲揚に日教組が大反対していた時代、その学校が荒れているかどうか、ヒドイ学校かどうか、簡易識別は国旗だった。国旗を掲揚できる、ということは学校長のコントロールがきいている証拠である。

 反対に、掲揚できない学校は、組合幹部が職員会議を牛耳っており、学校長も、運営すべてに組合にお伺いをたてることになる。いきおい、学校は無法地帯となり荒れていく。

 さて、その運動会開催の各学校で、校門付近にたむろする保護者の異様な風景が観察できた。皆、タバコを吸いに校門付近に出てくるのらしい。そして、心無い保護者が捨てた、吸殻もある。

 全日本中学校校長会が公立中学校長を対象に実施したアンケートによれば、生徒の「自己中心的」「耐性不足」「人間関係つくりが苦手」が最近目だっているという。そして、その原因について、「家庭の教育力の低下」84.3%、「大人の規範意識や道徳力の低下」が73.5%だったそうだ。(複数回答)

 吸うなとは言わないが、せめて学校から帰るまでの「耐性」と、吸殻を捨てない「規範意識」は持って欲しいものだ。