私としては遅れているかもしれないが初めて聞いた都市の名だ。世界遺産、イエメンのシバームだ、乳香の里である。シルクロードと同じように「乳香の道」がローマに通じていたようだ。今夕NHKTVでやっていた。出来れば何時か行ってみたいな、と思った。16世紀頃に出来た7、8階建てまでの泥(日干し煉瓦)の高層住宅がユニークだ。玄関で履物を脱ぎ上足が裸足で日本と同じなのも興味深い。2階に家畜を飼っており、イスラム社会なので3階が男性空間、4階が女性空間と別れている。外敵から自らをまもるために身を寄せ合って高層で集積し、もし攻め込まれても高層部において互いに通じている通路が空中廊として完備していて素早く逃げることも出来るようだ。窓からは「内部」では、パリのアパルトマンと同じく向かいの泥の住棟しか見えないが、一寸外に出れば回りは大自然である。念のため。(写真はShibamの泥の高層住棟)
注・・・乳香:「カンラン科の常緑高木。また、その樹脂。葉は羽状複葉。白色または淡紅色の小花を円錐状につける。北アフリカの原産。樹脂は芳香があり、古代エジプト時代からの薫香料。」
注・・・乳香:「カンラン科の常緑高木。また、その樹脂。葉は羽状複葉。白色または淡紅色の小花を円錐状につける。北アフリカの原産。樹脂は芳香があり、古代エジプト時代からの薫香料。」