西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「生活環境フィールドワーク」杉で椅子兼物入れ作る

2005-11-04 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
11月2日の「生活環境フィールドワーク」で杉で椅子兼物入れを組み立てた。これも材料セットは、森林組合でカットしてもらい、それに錐で穴をあけ釘を打って組み立てた。来週で仕上げる。それから6週間、私が担当して9~10人に課題を与える。もう決まっている。「家や町で今は木材製ではないが、木材製に置き換えうるものを発見し、置き換えのスケッチをしてもらう」ことにしている。私も毎日の通勤で「こうしたら・・」といくつもアイデアを持っているので、1回目は「講義」、2回目は、高槻市の町をモデル的に歩いて課題を探すことにする。

重ね合わせ・何度も教育論

2005-11-04 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
最近のFD努力の一つ:個人的には、シラバス(学生には「こんなもの、知らばスー、と分かるものではない」と言っている!)に従って講義を進めるが、毎回、前回喋ったことを復習的に「重ね合わせて」短時間喋って地ならしをして新しい話をすることにしている。それと、別の先生方が喋っていそうなことでも大事と思うことは、繰り返しを恐れず何度も喋ることにもしている。
今は、多分、そうして大事なことがようやく頭に入るかもしれない、といった状況だ。「何度も・・」と言っても、実際には「手を変え品を変えている」ので違った角度からの理解になって良い、とも思う。今の大學教育は、「しんどいこと」を「新しいことにチャレンジ」の積りで楽しくやらないと、本当にしんどくなる。
大震災と思え!心は「震度多い(しんどおおい!)」

住宅計画Ⅱ講義要約4-戸建て住宅、戸建て住宅地

2005-11-04 | 地域居住学
最初に、先週の「つなね」について、配置図、平面図に基づき復習。引き続き戸建て住宅、戸建て住宅地の計画について、「思い出し・思い入れ論」「二重富士山構造」の説明。今後の課題について、私と前田真子さんの共著『これからの郊外住宅地』(せせらぎ出版)に基づき7点ほどに整理。一人、平城・相楽ニュータウンに住んでいる学生がいて、具体的に私が言ったこと等、友人の間に広げてくれれば良い、と思う。最近の「イオン進出問題」にも一寸触れておく。

翻訳機能

2005-11-04 | 時論、雑感
電車で、学生達が喋りあっているのを何となく聞いていて、最近はそうなんだ、と思った。それは「英文和訳や和文英訳」の課題についてである。彼らは、どうも例えば「Yahoo」の翻訳機能をフルに活用しているようだ。「米、と入れたらAmericaと出てきたよ、Riceなのに・・」と言ったことも聞こえてきた。まあ、まだまだ何でもこなすまでにはなっていないだろうが、それらの翻訳機能を活用して出てきたものを修正する、というだけでも大分「省エネ」になるのではないか。
そういうことを前提に語学の先生は対処しているのだろう。自分でも翻訳機能を使ってみて、チェックするということだ。まあ時代も変わってきたので、単純な英文和訳や和文英訳の課題は不必要かもしれない。