西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

小泉・ブッシュ会談の波紋

2005-11-16 | 時論、雑感
今日、小泉・ブッシュ会談が行われ、まあイラク派遣問題、在日米軍の問題、牛肉のBSE問題等で小泉さんはブッシュさんに対する「イエスマン」で、アメリカでは上院下院で与党の共和党も含め、イラクからの早期撤退を決議しているので、国内支持率35%で「へろへろ」のブッシュは喜んだに違いない。小泉さんは「アメリカは日本のかけがえのない同盟国で・・」と言うごとに国連でも、EUでも更に隣国の韓国、中国でも日本は霞んで見えてくるようだ。テレビは、そのように伝えているが、「そうだな」と思ってしまう。まあ小泉さんが辞める来年9月以降でないと、何事も変わらないのかもしれない。この間、中国は「漁夫の利」でドイツとの関係、韓国との関係を深めている。ドイツのシーメンス社に中国が新幹線車両60両2千億円を発注したのも、その現れであろう。日本外交が骨太になるのは何時であろうか。島国は、それこそ八方睨みであるべきなのに、アメリカ一辺倒では駄目ではないか。中国の某マスコミは「日本はアメリカの妾から愛人になった」と報道したようだ。情けない。

樹木の利用と植栽の推進策(課題)

2005-11-16 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
今日から6週間の「生活環境学フィールドワーク」は、9人の1回生担当で、課題を与えて追求する。今まで高槻・樫田の森林地帯の見学、木のベンチや椅子(兼物入れ)製作で樹木に親しんできたことを前提に、更に「現場」での樹木、木材の具体的導入について、提案することを課題としたい、と話した。森林の多目的機能について林野庁がまとめている八つの機能(生物多様性保全、地球環境保全、土砂災害防止機能/土壌保全機能、水源涵養機能、快適環境形成機能、保養・レクリエーション機能、文化機能、物質生産機能)について具体的に説明した。提案はインテリアから建築そして町づくりに及ぶ。最後の町づくりも「味噌」で次回は、ケーススタディに高槻市の「町歩き」をすることとした。高槻市のO.さんに地図を貰い、行くべき場所を概略聞いてある。
次に、何かの参考に9月に行ってきたノルウエーとロンドンの様子をパワー・ポイントで写して説明した。(この様子はブログの9月22日以降10月6日頃まで多数存在している)彼女らの今日の「取り組み」の感想文を見ると、私が力を入れて話した前半より、「スライド」の後半に皆強い印象を持ったようだ。やはり「百聞は一見に如かず」なのであろうか。この「スライド」説明に30分かかったが、これを今週の土曜日に「つなね」で15分以内で説明しなければならない。

「くるこばの会」-7余禄-6「なんじゃもんじゃ」

2005-11-16 | 言語・字・言語遊戯
14日の「くるこばの会」で私が楠木の話をしたら、高木さんが「水戸黄門が楠木を見て、これはなんじゃ?」と聞いたところ、とっさに名前が出なかったので「なんじゃもんじゃ」になったらしい、という話をされた。帰ってインターネットで調べたら、確かに楠の大木を言う場合もあるが、他の樹木の場合もある、と分った。辞書によると、「なんじゃもんじゃ」とは「主に関東地方で、その地域で見られなかったり、きわめて珍しかったりする大木をさしていう語。千葉県香取(かとり)郡神崎町(こうざきまち)神崎神社のクスノキ、東京都明治神宮外苑のヒトツバタゴなど。」とある。ヒトツバタゴというのは初めて聞いた。(写真はヒトツバタゴ)