組員融資副頭取が放置

去る10/4の朝日新聞では、組員融資副頭取が放置と言うタイトルで、みずほ銀行が暴力団組員らへの融資で金融庁から業務改善命令を受けた問題で、2010年に融資の事実を把握したのに抜本的な対策をせずに放置していたのは、当時の副頭取だったことが３日わかった。法令順守（コンプライアンス）を軽視するみずほ銀の体質そのものが問われそうだ。

10年当時の副頭取は11年4月に退き、みずほが出資している不動産会社の社長をつとめている。別の副頭取や常務取締役に代わり、12年4月に現職の常務執行役員が就いた。と報道されました。

叉10/9の日経では、みずほ銀行の佐藤康晴頭取は８日信販会社を通じて暴力団などに融資していた問題で初めて記者会見し、当時の西堀頭取(2011年退任)にも取引が報告されていた事を明らかにした。佐藤頭取は政府の産業競争力の委員など全ての公職を辞任し対策の取りまとめに集中すると報道されました。全ての公職を辞任すのはしごく当然の事だと思います。それにしても、潔ぎよく最初から表に出て謝るべきところを、大手企業の隠蔽体質がまたも出てたかという気がしました。

大手銀行は50万程度のお金でも、各支店の窓口では、引き出しとなると、何の為に使うのか、支払い方法はとか、いろいろ細かく聞いてきて、うるさい感じがしたものですが俺俺詐欺が横行しているので仕方がないのかとも思いましたが、一旦預け入れると自分の会社のお金のような顔して、上から目線で、慇懃無礼に話しかけてくるのは腹立たしい限りです。

少し前までは、ＡＴＭが導入されたので、窓口がひまそうでも、ＡＴＭを使ってくれと頼まれていたのに、今では１０万以上はＡＴＭが使用できません窓口へどうぞと扱いをかえ細かく何につかうのかと聴いてきたり、自分の金をどうしようと勝手ではないかと思っていると、財務省からの指導なのでと慇懃無礼な態度をとる一方で、今回のみずほの様に上層部では、組員融資が行われているのがバレてもその時の責任者の名前すらひた隠しにする輩がいると本当に腹立たしい限りです。

（株）市川不動産