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犯罪考・憎むべきもの、それほどでもないもの(土井)

2011年03月05日 17時40分17秒 | Weblog
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京大入試でカンニングをした予備校生が世間の話題をさらっています。
これなんかは他人に危害を加えた訳でもなく、普通の人が考えもつかなかったようなアイデアとテクニックがやや好意的な目で見られているフシもあります。
その環境が明かされると同情も集まっているようですし、あまり尾を引かずに早く更生の道を辿ってほしいものです。
また、あっという間に当人を割り出した通信関連の技術(陣)も大したものだと思います。

それに対してトイレで幼児を殺害して遺棄した大学生などは憎んでも憎みきれない卑劣な行為で、決して許されるものではなく、死刑が妥当でしょう。
何故こんなことが起こるのか分かりませんが、この種の犯罪は後を絶ちません。
そして犯人の周囲の声として、あのおとなしそうな人が考えられない、びっくりしていますなどと伝えられることが多くあります。
それ以上に腑に落ちないのは、弁護士が頑張って責任能力を主張し、無罪になったり、軽い罪になったりすることです。
我々部外者でも憤りを感じるのですから被害者の関係者の心情は察するに余りあります。

こういうことが起こり得るのは、普段は通常に生活している者は誰でも身の内に多かれ少なかれ狂気を秘めていて、大多数の人は表面に出すことがないのに、ある種の人の場合その悪い方の狂気が突然発揮されるのだろうと思います。
でもいくら心神耗弱の状態だったとはいえ、大人になるまで生きて生活してきているのだから相応な罪に服するのは当然だろうと思います。

またこういう精神異常者や突然異常になる人は何時でも何処にでも居る訳ですから、人は特に小さい子の親は細心の注意をもって世の中に処していかなければなりません。

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