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第91回全国高校野球選手権大会 決勝戦

2009年08月25日 16時25分44秒 | Weblog
昨日の高校野球の決勝戦は土壇場にドラマがあり、ハラハラドキドキの展開となりましたが、結局実力に勝った中京大中京の優勝で幕を閉じました。

野球はよく「筋書きの無いドラマ」などともいわれますが、今回の結末もシリーズ(夏の大会)を締めくくる最高のものとなりました。
日本文理が二死後に打ち上げた三塁へのファールフライを三塁手が目測を誤らずに捕って試合が終わっていたらあまり感動の無い幕切れとなっていました。
(打ち上げた選手の悔しさも一生残るものとなったと思われます)

しかしその後の展開はまさに劇的でした。
この成行きを球場の観客は元より全国の関係者やファンが固唾を呑んで見守りました。

最後に痛烈なライナーが三塁手のグラブに吸い込まれたのは、その前に目測を誤っていた三塁手の好捕だっただけに、尚更に印象的でした。
その瞬間の三塁手と中京大中京ナインの安堵と喜びは如何許りだったでしょうか。
ギリギリまで追い詰められたからこそ、それを凌いで勝ち取った優勝には価値があり、一生の素晴しい経験と想い出になることは間違いないでしょう。

一方破れた日本文理もここまでやれたことで、一抹の無念さは残るにしても、悔いの無い大満足の準優勝だったと思います。

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