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怠惰と我欲への警鐘(土井)

2011年03月16日 16時41分01秒 | Weblog
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石原慎太郎東京都知事の天罰発言が取沙汰されていますが、これも例によってマスコミの恣意的な報道姿勢によるところが少なくありません。
真意を外して言葉尻を捉え、いわば悪意をもって、大衆受けを狙うやり方は今に始まったことでもなく、それをメシのタネにしている人も、それを喜んで受け容れる人も多いので仕方のないことですが・・・・・・・・・。

都知事の見識とその勇気ある発言は流石だと感心しました。
大震災と原発事故は未曾有の大災害で、被害者には心よりお見舞いを申し上げると共に同情と支援を惜しむものではなく、自分達で出来るだけのことはしてあげたいというのが殆ど全ての人の心情であることは間違いありません。
時期が時期だけに、また時の人であるだけに、無理矢理違った観点から報道されましたが、今回の災害を我国にの、ひいては全人類の現状に対する警鐘としたいという本音は素直に受け容れるべきだと思います。

政治も個人も我欲が前面に出過ぎて全体に対する配慮と貢献が影を潜めている現今の在り様に天が注意を与えたという主旨は十分に説得力があります。
個人単位では必ずしも必要の無い携帯電話を一時も離さず無駄な受発信をくり返したり、ゲームに熱中する若者を中心とする人々、政治も国民の為より政治家個人の思惑を中心に政党間の駆引きに終始する現状、電力会社は若干の同情の余地はあるにしても、住民の安全性と利益確保のバランスで安全性に対する取組みが甘かったことを証明しました。
しかし被災に対する日本国民の真摯な取組姿勢は海外のメディアも称賛しているようです。
警鐘に目覚めたという表現は当らず、そういう積りもありませんが、我国民の持つ優れた特性が改めて発揮され、被災から立ち直る日の一日も早からんことを祈るばかりです。

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