大10同好会

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秋天と句会(土井)

2008年10月20日 12時36分44秒 | Weblog
さわやかな天気が続いています。
一年中で一番いい気候となり、各種の行事や行楽も盛んに行われ、世界的な金融不安はあるものの、日本人一般としては平和ボケといわれる程の安全と自由を享受しています。
週間予報では来週までこの天気はもつようで、同期会・九州大会が楽しみです。
在住の幹事諸兄にはお世話になりますが、よろしくお願いします。

昨日は一宮市尾西市民俳句大会という年一度のイベントがありました。
岐阜県と愛知県の結社(「恵那」・「白絣」)の主宰と地元句会のリーダーを選者に43名が庁舎の大ホールに参集しました。
選者の特選が、市長賞、市議会議長賞、教育委員会長賞となり、夫々授与されました。

ご存知の方も多いと思いますが、句会一般の概要は、選者も参加者も皆同じように持参の句(通常は5句)を無記名で1句づつ短冊に書いて投票します、よく混ぜて参加者に5枚づつの短冊を配ります、予め配られている「清記用紙」に席番号とその5句を清書して、その中から自分の好きな句を選んで、これも席に配られている「選句用紙」に書き取り、「清記用紙」だけを左から右に隣の席に回し、この作業を全部の「清記用紙」が回ってくるまで続けます。(自分の書いた「清記用紙」が回ってきたらお仕舞いです)
終わったら、自分の「選句用紙」に書き留めた選んだ句の中から、その日の選句数(通常は5句)に丸をつけて提出します。
集められた「選句用紙」は披稿担当者が選者名とその選んだ句を読み上げます。
自分の句が読まれたら、○○と大きな声で名乗ります。
沢山の人に選ばれたら名乗る回数もそれだけ多くなります。
そして最後に選者の講評があってお開きになるという形をとっています。

何時ものように特選には縁がありませんが一般選には入った拙作です。

   大根稲架(だいこはざ)組むや総出の伊勢の里

   機街(はたまち)を覆ふ薄絹後の月

   空覆ふ蜻蛉や過疎の進みゐて

   鴨の群翔たせ渡船の着きにけり

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