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小沢一郎造反劇(土井卓美)

2012年07月03日 12時16分29秒 | Weblog

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民主党の小沢一郎元代表が子分49名を引き連れて離党、2009年9月の歴史的な政権交代から3年を経ずして与党が分裂しました。
今後の政権運営が益々厳しくなるのは誰の目にも明らかで、9月8日の延長国会会期末を一つの目処に衆議院が解散される事態もより現実味を帯びてきたと言えましょう。
そうなると野田首相の再選の可能性は極めて低く、またしても短期政権のくり返しとなり国政は停滞します。

今回の分裂劇を見るに、子分達は自分では何も出来ないので親分に一任するしかなかったが、中には離党届を預けておきながら提出までは一任していないという珍奇な理屈をこねて離党しなかった議員も2名いたとか、提出に事前の説明が無かったと怒り狂って怒鳴り込んだが説得されて離党に応じた議員も1人いたなどということも名前入りで報道されており、その程度のチルドレンでしかなかったことを照明しています。
知名度の高いやわらちゃんなんかは全くの無抵抗というより、無感覚ではなかったかと想像されます。

さて当の親分はどうなのでしょうか、本当に国民の為を思って正義を貫いたのでしょうか?
与党、野党、小沢親分夫々に言い分、立場があってそのどれが正しく、どれが間違っているなどということは言えずそれは歴史の評価に待つしかありませんが、今回の騒動もその根源に権力争いがあることだけは確かなことです。
我国は戦争もなく、知的水準、経済水準も高く、言論の自由や平等性も広く確保されているいい国ですが、政治の弱体化は国力の弱体化に繋がります。質の高い健全な政治が望まれます。

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