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九月尽と勝負の醍醐味(土井)

2009年09月29日 13時25分32秒 | Weblog
明日で九月も終わります。
九月の終りの日のことを「九月尽(くがつじん)」というので明日がその九月尽です。
しかし元来の九月尽は陰暦の九月の晦日(みそか)のことで、陽暦では十一月の初旬に当たります。
従って同じ「九月尽」でも陰暦によるものと陽暦によるものがあり、その情感には大きな違いがあります。前者は静かに秋を惜しむ情があり、後者にはその情感はなく単純に九月が終わったという気持の表れとなります。

前置きはさて置き一昨日は大相撲が千秋楽となりました。
外人力士ばかりが目立ってつまらないという声が多いのも事実ですが、楽日の横綱決戦はそれを一蹴するに足る迫力と見ごたえのあるものでした。
やはり勝負の醍醐味は力のあるもの同士が死に物狂いでぶっつかり合う真剣勝負だと改めて実感しました。
そしてそれは必ず好勝負、名勝負となります。

後で朝青龍のガッツポーズが問題になりましたが、私は横審の委員長と同様、気にならない容認派です。
日々の勝負毎のそれは控えるべきですが、死力を尽くして最後の最後に勝利した時に自然に飛び出す雄叫びは感動ものですらあります。
相撲もここまで国際化してきている現状で、それを失礼だと断じ、我国特有の古いシキタリと考え方を基準にして批判するのは果たして如何なものだろうかと思います。

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