大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

続・隠岐の島紀行(土井)

2010年05月19日 20時57分28秒 | Weblog
備忘録の意味合いも兼ねて行程順に少し整理してみます。
初日最初に訪ねたのは宍道湖のすぐ東、中海に浮かぶ大根島でボタンと高麗人参の里として知られていますが、人参なのに何故大根島かについては、高価な高麗人参の盗難を避ける為に産地であることを隠す目的で大根島と称したという説明がありました。
観光施設「由志園」は一万坪の庭園の中に食事処やボタン、高麗人参製品などの販売所を備えていました。


庭園


ボタン

二日目、隠岐の総社・玉若酢命神社では県下一の大木「八百杉」が偉容を誇り、隠岐国一宮である水若酢神社も玉若酢同様「隠岐造り」という独特の神社建築様式で本殿は国の重文に指定されています。
同じく隠岐造りの後鳥羽院・隠岐神社の門前には「後鳥羽院資料館」があり、貴重な考古資料を見学しました。


玉若酢命神社


水若酢神社の拝殿と本殿


後鳥羽院・隠岐神社

三日目、知夫里島、赤ハゲ山放牧場には夜でも雨でも牛舎に帰らぬ牛達がのんびりと草を食んだり寝そべったりしていましたが、子牛は自然分娩で生まれ一年位で35万円程度で売られて行って高価な神戸牛や松阪牛になるということでした。
山頂の展望台付近では野生の大根の花が咲き乱れ、眺望も抜群でした。


放牧牛


大根の花と眺望

いまNHKで好評放映中のゲゲゲによる町おこしをやっている境港の街はTシャツからパン、ソフトクリームその他の妖怪グッズで溢れ、喫茶店から理髪店などまで殆どの店が名前や飾り、メニューなどで町おこしに参加し、客を呼び込もうと必死の様子でした。


水木しげるロード入り口の妖怪像


通りの妖怪像