引用画像は、16日10時30分気象庁発表の㍻28年熊本地震での主な地震の規模と震源地位置図です。
(青色丸とグレー色丸が、14日、15日発生、赤色丸が本日16日発生 のものです。)
気象庁HPより引用。
㍻28年熊本地震、大きな余震を頻発させながら、布田川・日奈九断層帯の中の北側の部分の活動が活発化して、この地域で、16日1時25分、今までで最大級となるマグニチュード7・3の地震を発生させて、熊本市や宇城市など、熊本県の広範囲で、震度6強〜6弱の激しい揺れを引き起こしました。
地震のマグニチュード(規模)と、当該地震を発生させた断層(震源断層)の長さの間には
※震源断層・・・L 地震の規模・・・M とすると
Log L = 0・6M-2・9 (松田の式)
Log L = 0・5M-1・85 (宇津の式)がありますが、16日未明に発生した最大地震の規模である、マグニチュード7・3の場合ですと、震源断層は、およそ40㎞~50㎞となります。
仮に、当該最大規模の地震が、震源断層の真ん中で発生したとしても、震源断層は熊本県八代市付近から大分県南西部までに及びますが、引用画像より、16日になると、次第に、規模の大きな地震の震源地は、大分県南西部から中部にまで広がってきました。
熊本地震、今後の余震を含めた活動は、熊本県内のみならず、大分県南西部から中部に広がりそうですね。さらに、大分県内には、西南日本に走っている大きな断層帯である中央構造線の一部である、別府・万年山断層帯が、引用図でご覧のように、幾重にも連なっています。大分県南西部から中部で地震活動が活発化すると、この、別府・万年山断層帯が刺激されて活動を強めることも充分に考えられますので、細心の注意をもって一連の熊本地震の地震活動の推移を見守る必要がありそうですね。
(青色丸とグレー色丸が、14日、15日発生、赤色丸が本日16日発生 のものです。)
気象庁HPより引用。
㍻28年熊本地震、大きな余震を頻発させながら、布田川・日奈九断層帯の中の北側の部分の活動が活発化して、この地域で、16日1時25分、今までで最大級となるマグニチュード7・3の地震を発生させて、熊本市や宇城市など、熊本県の広範囲で、震度6強〜6弱の激しい揺れを引き起こしました。
地震のマグニチュード(規模)と、当該地震を発生させた断層(震源断層)の長さの間には
※震源断層・・・L 地震の規模・・・M とすると
Log L = 0・6M-2・9 (松田の式)
Log L = 0・5M-1・85 (宇津の式)がありますが、16日未明に発生した最大地震の規模である、マグニチュード7・3の場合ですと、震源断層は、およそ40㎞~50㎞となります。
仮に、当該最大規模の地震が、震源断層の真ん中で発生したとしても、震源断層は熊本県八代市付近から大分県南西部までに及びますが、引用画像より、16日になると、次第に、規模の大きな地震の震源地は、大分県南西部から中部にまで広がってきました。
熊本地震、今後の余震を含めた活動は、熊本県内のみならず、大分県南西部から中部に広がりそうですね。さらに、大分県内には、西南日本に走っている大きな断層帯である中央構造線の一部である、別府・万年山断層帯が、引用図でご覧のように、幾重にも連なっています。大分県南西部から中部で地震活動が活発化すると、この、別府・万年山断層帯が刺激されて活動を強めることも充分に考えられますので、細心の注意をもって一連の熊本地震の地震活動の推移を見守る必要がありそうですね。