ビリー・シーンのベースクリニックに行ってきた。

ビリー・シーンといえば、ミスター・ビッグのベーシストであり、デイヴ・リー・ロスバンドでも活躍し、デニス・チェンバースとナイアシンというバンドでも弾きまくっている。スーパーテクニシャンといっていいベーシストだ。
そのクリニックが秋葉原の楽器店であったので、見に行ってみました。

まずデモ。圧巻。ギターかと思ったし、右手のスリーフィンガーが速い。タッピングも見たことのない複雑で多彩なモノ。これがベースなのか、と。

でも決してテクニック偏重の人ではなく、さすが一流。

「ベースはドラムと最もリンクしたモノで特にベースドラムといかにシンクロできるか。それが90％だ。普通のパートはもちろん、だがフィルも。ドラマーによってフィルはそれぞれで、それにしっかりリンクさせるようにする、」
「ベーシストも、ギタリストもドラムを叩いてみること。簡単なパターンぐらいは叩けるように。ドラマーの気持ちが分かるべきだ。」
「クリエイティビティ。これが一番大事だ。」
「そしてここにいる人には、みんな成功する可能性がある。いろんな否定的な理由があっても、成功できない理由なんてあり得ない。ネガティブな要素に、僕は全部反証できる。若すぎる、年をとりすぎている、背が低すぎる、背が高すぎる、痩せすぎ、太りすぎ。ぜんぶ反証できるよ。成功できる。ただし僕が言っている成功とは、ベストなミュージシャンになることだ。有名になるとか、そういうことではなく。たしかに幸運は必要かもしれない。だから僕はここにいる人すべての幸運を祈るよ。Good Luck」。



ああ、いいクリニックだった。若いミュージシャンをエンカレッジし、勇気づける。こんなクリニックを世界中で行っているビリー・シーンは、本当に素敵で、素晴らしいミュージシャン、アーティスト、そしてアマチュアミュージシャンの兄貴だと思う。

Thanks!!!!!!!!!!!!!

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