ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

藤陸さんのMindScape,または音色について、の補足です。

2009年01月17日 00時45分46秒 | 原朋直トランペットレッスン講義ノート
前エントリーの補足です。
藤陸さんのサックスの音色が素晴らしい。ソプラノの音色は出色。そして音色、サウンドこそが、音楽の感動をもたらす、と書きましたが、さっき自転車に乗って思い当ったことがあったので補足します。

最近、ぼくが通っているジャズトランペットコースの宿題に作曲っていうのがあって、これが難関だ。もう挫折寸前です。

が、まぁやっていたわけですが、これがまたちっともジャズっぽくない、アドリブっぽくないわけで、なんていうか、歌なんです。そうか、おれはあらゆるメロディを歌だと思っているんだな、と自分で自分の、性を知ったわけですが。そう思うと音色に重きを置いているのも腑に落ちます。

たとえばサックスにしてもギターにしてもトランペットにしても、メロディやアドリブが歌だとすれば、音数が多かったり早くたくさん歌ったとしても、そんな歌に感動はしないですよね、驚きこそすれ。
同じく、やたらとうまい、っていうのも、歌だとすると、実は感動するわけではない。感心はするけど、上手いだけの歌手の歌って、なんかウソくさくないですか。

逆に上手くなくても、味のある声と歌いがよければ、それは心に響きます。ボブ・ディランの歌って上手い? はたまた巧いの? ミックジャガーはどう? ウィリー・ネルソンは? やっぱり上手いってのとは違うよね。

つまり上手いのはプラスではあるけど、いい歌の必須条件ではないはず。
それは楽器でも同じだと思います。

じゃ、どうすんのか。
それは昨日のエントリーと同じで、人間性を磨くしかないんじゃないのか。

あ、これは、もちろん逃げではなくて、楽器を意のままに操る、つまり歌う時のように、楽器の演奏(操作)をまったく意識せずにできるようになる、楽器を演奏することが自分にとってトランスペアレントになる、という演奏上の習熟は必要ですよ。だって、うたっているときにキーがC#だと、いきなり自由に歌えないっていうのはないからね。これがラッパだったりすると、いきなり不自由でガチガチンになっちまう。これは、まだ、歌いの領域に達していないということ。もちろんギターも同じです。指板を見て弾いているようでは、まだね、音色の追求にはほど多いが、でも音色がいいってのが、最上であることは無違いない。楽器のトーンをボイスっていうことがあるけど、まさに言いえて妙である。
ってことを補足したくて書いてみました。

ジャズトランペットアドリブ教本

ドレミ楽譜出版社

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水谷さんのブログに、藤陸さんの演奏の動画とライブの告知があります。
ぜひご覧ください。
http://mmps-inc.jugem.jp/?day=20090109



マインドスケープ
藤陵雅裕
フォーカ・ミュージック

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バリ島にてw (ブル大西)
2009-01-17 18:15:33

デブはモテないとかヲタはモテないとか幻想だぜw
デブヲタの俺でも余裕でヤりまくりの事実www
今年もさっそくセレブお姉さまに誘われてバリに連れてってもらったし(^Д^)
旅行に連れてってもらうのは結構アリかもよ?
だって旅行だと財布ユルユルだもんねw(゜д゜)ウマー

http://PBtwD4B.abaoa.net/
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