ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

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コンビニのつけ麺もあつもりの時代

2007年01月17日 10時12分41秒 | 一食入魂&つけ麺ジャンキーズ
つけ麺の追求とその普及に明け暮れるつけ麺ジャンキーズ家元の俺であるが故、日々活動に余念がないといいたいところではあるが、忙しい。コンビニ弁当で糊口を凌ぐ今日この頃である。しかし、日頃の活動が着実に実っているという充実感はある。たとえば、コンビニにつけ麺があるということ。
これは以前も書いたが2年ぐらい前から出ていて、長年に亘る労苦も報われたと感涙したものであるが、すでに現在に至ってはただ、つけ麺があるでだけでは驚かない。しかし今回驚いたのは、「あつもり」だからである。
ああ、「あつもり」が、コンビニにできたのか。しばし感涙にむせぶ深夜残業午前三時であった。

もちろん懸命な読者はすでにご存じだと拝察するが、敢えて書かせていただければ「あつもり」とはつけ麺における麺を温かくすることである。

通常つけ麺の麺は、大鍋の熱湯で踊らされるように茹で上げられると、ラーメンならそのまま丼に入れられてスープで泳ぐことになるところ、ざるそばよろしく冷流水で洗って締められる。通常はその状態で出てくるので麺は冷たい。これがノーマルである。
ただ一部の好事家達が、つけだれ(通常温かいスープ)に冷たい麺が入ること急激に冷めるのを嫌い、再度麺を温めるように求めた、という言う故事が歴史的には司馬遷の史記に記されているところである。

私は基本的にノーマルを支持するが、あつもり派の気持ちも分からなくはない。魚介系の出汁を使ったスープの場合、冷えると事実だ。ただし、牛丼つゆだく、のような本質を見失った一次的なブームにも思える。

しかしそれがコンビニに出てくる、というところに、あつもりの賛否はさておき、その普及と啓蒙の成果に感動落涙を禁じ得ないところであります。

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