ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】その54

2011年06月19日 14時23分14秒 | ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】

ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】その53

イケヤの知人のピーノさんが
いつも私を含めたご友人の方に送られているメルマガのお裾分けシリーズ。
『ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】』です。

海外滞在が長く、外国語にもご堪能な方です(日本人です)が、

一週間程度で物凄い量のものを見る、読む、聴く。とにかく私もビックリ。

私も見習いたいと思っております。

というわけで読者の皆様、感想等ございましたら

私が責任を持ってお伝えしますので
ぜひコメント欄にお願いします。

では、レッツゴー。

 ミスター・ピーノの【見るが勝ち通信】その54


2年前にオープンした「スズキ歴史館」を見学しました。3階に上がる階段
で美空ひばり~三波春夫の歌が流れ(過去へ)、1909年製造の織機から、
オートバイ、車を年代順に展示。 エルトン・ジョンのサイン入り特注車やロー
タリーエンジンのバイクなど珍しいです。 2階は子どもの関心を引く、車が
できるまでの紹介(デザイン室、カットモデル、3Dメガネで見る製造現場等)
が特に凝っていて、床には約20mに渡り牧之原から湖西まで巨大な航空
写真が印刷され、つい自分の家がどこにあるのか?探してしまいます(笑)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20090513_168422.html

サントリーの外食事業というと、「ハーゲンダッツ」「ファーストキッチン」に
「サブウェイ」あたりがパッと思い浮かびます。メキシコでは30年前に2店舗、
10年前に3店舗の「日本食レストラン」を経営して、今や3系統8店舗と拡大
しています。駐在していたころ(1998~2001年)勤務先の現地法人の年間
売り上げが、サントリーの3店舗合計とほぼ同じでした(笑) もちろん業種も
異なり、「卸」と「小売(外食)」の違いもあって単純に比較はできませんが。
メキシコシティで「SUNTORY」というと、“高級一流レストラン”なんですよね。

ブダペスト在住4年のフルート奏者 Sさんが来週22日にCDを発売します。
ハンガリーゆかりのバルトーク、コダーイ、ドホナー二以外にもモーツァルト、
J・S・バッハ、フォーレ、日本民謡など多彩な選曲です。彼女とはリコーダー
セミナーの講師として知り合い、メキシコ国内を一緒に旅行して、現地の小
中学校の先生を対象にレッスンをしていただきました。最初は一体どうなる
のか? たどたどしい演奏も、最終日の発表会では格段の進歩を遂げる教え
方が好評で、先生方が最後はいつも彼女にお土産やお花を渡してました。
HP ⇒ http://shukumv.com

3月末に「誕生日会&送る会」を開き名古屋に転勤されたT記者さんから
“オメデタ”(ご懐妊)の吉報が届きました。予定は11月末とのことで、ぜひ
元気で健康なお子さんを!  同席したM記者と早速お祝いの宴を企画中。

【コンサート】

■松任谷由実 「2011Road Show」(アクトシティ、11/06/09 ★★★☆)
4月に発売したCD『Road Show』からの新曲を中心に、いつものユーミン節
が炸裂。 全22曲、2時間10分のステージは、お金をかけたセット(映画館、
街並み、映像、照明)と、しっかり構成された選曲でした。 個人的ベストは、
'80年代前半の「ガールフレンズ」と「カンナ8号線」の2曲で、ピアノ弾き語り
メドレーでの「私のフランソワーズ」(1974)はただただ懐かしかったですね。
最後に震災に触れ、「とにかく走り続けること」と言い切る姿はさすがプロ。
公式HP ⇒ http://yuming.co.jp/

【演劇】

■Nylon100℃ 「黒い十人の女」(青山円形劇場、11/06/11 ★★★★)
市川崑監督、和田夏十(市川夫人)の脚本で50年前(1961)に製作された
映画をKERAが舞台化(上演台本・演出)。TVプロデューサー(みのきち)が
妻以外の9人の女性たちと浮気を重ね結局は・・・という話。十人の女優陣:
中越典子(美人 !)、緒川たまき(KERA夫人)、松永玲子、村岡希美ほかが
集まり、惚れた男に対する復讐の顛末です。なぜ彼だけがそんなにモテる
のかは分からないまま、男の軽薄さといい加減さが最後まで際立ってます。
http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/nylon36th.html

【映画】

■X-MEN:ファースト・ジェネレーション <原題 X-Men: First Class>
(★★★☆) アメリカン・コミックの原作。 超能力を持つ二人のミュータント
を中心に、戦前の幼少期からキューバ危機(1962)の米ソ冷戦の時代まで、
仲間を集めて共通の敵に立ち向かう姿を描いた、シリーズの“序章”です。
人間社会に奇形として生まれ苦悩を描いた前半部分と、自己の能力開発
に努め、人類を守る側に立ちながら、結局、米ソ両軍から一斉攻撃を受け、
グループが二つに分かれるラストは、何ともやりきれない後味の悪さです。
http://movies2.foxjapan.com/xmen-fg/intro/

■奇跡 (★★★★)
タイトルのような劇的なことは何一つ起きません(笑) 親(オダギリ・ジョー、
大塚寧々)の離婚で大阪を離れて、福岡と鹿児島に分かれて暮らすことに
なった小6と小4の兄弟(まえだまえだ)の話。 大人の都合と小学校担任の
勝手な教育指導(阿部寛、好演)のもと、子どもたちは彼らなりに“冒険”を
して成長していく姿が描かれています。 是枝監督(「誰も知らない」)らしい
ドキュメンタリー手法で、離れ離れになった家族と彼らを取り巻く日常生活
に大きな変化はなく単調のまま。「くるり」の主題歌はほのぼの感たっぷり。
公式HP(音声注意) ⇒ http://kiseki.gaga.ne.jp/

【Book、新書】

■藤岡靖洋 「コルトレーン ジャズの殉教者」(岩波新書、11/03/18 ★★★★)
1966年(40歳)最初で最後となった来日公演の超過密スケジュールの中、
敢えて広島と長崎で公演を行ったジョン・コルトレーンの生い立ちから突然
の死(1967/07/17)までを丁寧に追った、コルトレーン研究家による評伝。
生い立ちから、祖父(牧師)の影響、マイルズ、モンク、ロリンズとの共演、
アフリカへの想い、黄金のカルテット、4人の女性、「私は聖者になりたい」
と日本で亡くなる1年前に語った彼の気持まで、親戚、幅広い関係者たち、
豊富な写真により、ジョン・コルトレーンという音楽家の生涯を浮き彫りに。
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1103/sin_k583.html

コルトレーン――ジャズの殉教者 (岩波新書)
藤岡 靖洋
岩波書店


■中山康樹 「マイルス vs コルトレーン」(文春新書、10/02/20 ★★★☆)
元「スイングジャーナル」編集長で、数々のマイルス本を手がけてきた著者
だけに、マイルス側からの視点をベースに、共演したミュージシャンたちの
コメント、証言から、二人の関係に迫ります。 二人の生まれた年が同じだ
という事実からマイルスを「明」、コルトレーンを「暗」とイメージ。豊富な資料
からの引用とアルバム・ガイドが親切で、50年代から60年代にかけて互い
に刺激し合い、創造的な世界を探求していた、あの時代を検証しています。
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166607402

マイルスvsコルトレーン (文春新書)
中山 康樹
文藝春秋

 

【オマケ、今週の気になった言葉】

■我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。 それが僕の
意見です。 (by 村上春樹、カタルーニャ国際賞スピーチ原稿)
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html

我々は技術力を結集し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子
力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求すべきだった
のです。たとえ世界中が「原子力ほど効率の良いエネルギーはない。それ
を使わない日本人は馬鹿だ」とあざ笑ったとしても、我々は原爆体験によっ
て植え付けられた、核に対するアレルギーを、妥協することなく持ち続ける
べきだった。核を使わないエネルギーの開発を、日本の戦後の歩みの中心
命題に据えるべきだったのです・・・と続きます。

先週木曜日バルセロナで本年度の「カタルーニャ国際賞2011」を受賞した、
村上春樹氏によるスピーチがありました。 東日本大震災の話から「無常」
(mujo)の言葉の説明。精神を再編して復興に立ち上がっていくこと。広島
の原爆死没者慰霊碑。 我々は被害者であると同時に加害者でもあること。
そして「効率」を求めた原子力発電を選んだ自らをも告発しなくてはならない
こと・・・それから上の言葉につながり、最後に今回の賞金は、地震と原発
事故の被害にあった人々に義援金として寄付することを明言しカタルーニャ
の人々に感謝と、地震に遭ったロルカの人々に深い哀悼の意を表します。
ご参考>地中海ブログ(6月12日付け) ⇒ http://blog.archiphoto.info/




MotherMANを応援します

2011年06月19日 11時57分38秒 | CD&コンサートレビュー

 

もう夢のように昔の気もするが、一週間前、

Black Saltというクラブジャズなバンドで

池袋のMusic Inn Rosa出演奏したんですが。

その時にMotherMANというバンド、素晴らしかったな。

そのことを書こうと思っていて書き忘れたのだった。

書きます。

 

若いのにとても丁寧でいい演奏で、

曲もサウンドも素晴らしい。

ちょっと音響系のサウンドで、

エフェクティブな空間系のギターとストレートなギターの音色が

組み合わさっていて、とても好みだった。

ルックスはかっこいいし。

http://motherman.net/pc.html

 

それにしてもロックバンドっていいバンドがたくさんあって、

オレ達の頃はみんな下手くそだけど、いまはみんな演奏も歌も上手だし。

ものすごくレベルがあがってるよね。

ただその分競争が激しいわけで、大変なのかもしれない。

でもマザーマン、応援します! 

 

HP:http://motherman.net/



my space : http://www.myspace.com/motherman05

訴えPV : http://www.youtube.com/watch?v=FR1o_mwuVoA


contact :
motherman@hotmail.co.jp

twitter :
MotherMANtweetで検索もしくは
http://twitter.com/MotherMANtweet

MotherMAN
INSIGHT MUSIC
INSIGHT MUSIC
 
 
 

6月18日(土)のつぶやき

2011年06月19日 01時36分14秒 | Short Stories
02:57 from web
夜中にやりなれない仕事をしてます。パネル作りの見積依頼……。
03:10 from Tweet Button
Gling Glo by ビョーク http://t.co/sQJBOUh
15:57 from Tweet Button
Bose Computer MusicMonitor マルチメディアスピーカー M2 BOSE http://t.co/zs5BFMm
15:58 from web
床掃除して机周りの片付けで紙ゴミ(資料その他)を一気にに捨ててBOSEのM2をやっとセットしたら音が良かったんで早くやれば良かったと思いつつ今日おださがスクールと桜ヶ丘ガスタウンバイクで行けないかと雨を恨めしく見つつ土曜日の午後4時5分前ラッパのウォーミングアップでもしておくか。
16:50 from web (Re: @hiroko_0202
@hiroko_0202 No Problemですよー。24日あけとくよ。
16:50 from web (Re: @mtdisco
@mtdisco あじさい綺麗です。今日は8時ぐらいですか?
16:57 from Tweet Button
けだるい雨の休日、家族でゆるりと何するでもなく、かたづけでもするのにぴったりな音楽。1時間ぶっ通しです。Thursday Afternoon: Remastered ~ ブライアン・イーノ http://t.co/97Cstu3
23:31 from Twitter for iPhone
小田急相模原でラッパ吹いて、桜が丘のガスタウンでユースケの素晴らしいピアノトリオの演奏を聴いてますよー。 http://t.co/vd8dcg2
by keijiikeya on Twitter