顕彰碑から少し戻り、お堀に架かる橋を渡れば目の前には鶴ヶ城が。
やっと念願の雪の鶴ヶ城をこの目で観ることができた。
特に今年は幕末当時の「赤瓦」へと全面吹き替えされ、是非観てみたいという思いは強かった。
もっとも、雪化粧で「白瓦」であろうことは予測できたのだが・・・。
鉛色の空から降りしきる雪は、静かにゆっくりと、そして美しく城を化粧してくれていた。
幸い風はほとんど無く、舞い降りる雪のスローさがより美しさを増している様な気がした。
震えるほど寒く、手がかじかんでいる。
手袋はしていたが、ポケットから手を出して歩くことがちょっと辛いなぁ。
だが、この寒さなければ雪の鶴ヶ城を拝むことは叶わない。
城の周りを歩き、震えながら情緒を楽しんだ。
場内は資料館となっており、ここでしか購入できない書籍なども売られている。
入場料金を払ってまで本を買うのはどうかなぁ・・・と思ったが、致し方あるまい。まぁ暖房も効いていることだろうしと思い城内へと進んだ。
ここは嘗て何度か訪れてはいるので、敢えて天守閣までは登らず書籍のみの購入とした。
残念ながら目的としていた「佐川官兵衛」の書籍はあまり無く、かといって土産コーナーのTシャツなんぞはいらない。
買ったのは数冊の書籍と温かい缶コーヒーだけだった。
傘は持ってはいたが、敢えてささずに歩いた。
雪化粧の城を見上げながら歩くにはかえって邪魔だからだ。
そして、バス停まで戻る道すがら、時折振り返り鶴ヶ城を見る。
冬の静寂さが嬉しくて、思わずにんまりしてしまった。
やっと念願の雪の鶴ヶ城をこの目で観ることができた。
特に今年は幕末当時の「赤瓦」へと全面吹き替えされ、是非観てみたいという思いは強かった。
もっとも、雪化粧で「白瓦」であろうことは予測できたのだが・・・。
鉛色の空から降りしきる雪は、静かにゆっくりと、そして美しく城を化粧してくれていた。
幸い風はほとんど無く、舞い降りる雪のスローさがより美しさを増している様な気がした。
震えるほど寒く、手がかじかんでいる。
手袋はしていたが、ポケットから手を出して歩くことがちょっと辛いなぁ。
だが、この寒さなければ雪の鶴ヶ城を拝むことは叶わない。
城の周りを歩き、震えながら情緒を楽しんだ。
場内は資料館となっており、ここでしか購入できない書籍なども売られている。
入場料金を払ってまで本を買うのはどうかなぁ・・・と思ったが、致し方あるまい。まぁ暖房も効いていることだろうしと思い城内へと進んだ。
ここは嘗て何度か訪れてはいるので、敢えて天守閣までは登らず書籍のみの購入とした。
残念ながら目的としていた「佐川官兵衛」の書籍はあまり無く、かといって土産コーナーのTシャツなんぞはいらない。
買ったのは数冊の書籍と温かい缶コーヒーだけだった。
傘は持ってはいたが、敢えてささずに歩いた。
雪化粧の城を見上げながら歩くにはかえって邪魔だからだ。
そして、バス停まで戻る道すがら、時折振り返り鶴ヶ城を見る。
冬の静寂さが嬉しくて、思わずにんまりしてしまった。