昨夜はわが勤務先の地下鉄日比谷線「小伝馬町」駅そばにある神社の祭りで「べったら市」をやっていたので立ち寄ってみた。オフィス街の中に隠れている寶田恵比寿神社を中心に、警察も動員して道路を封鎖し、100店以上の屋台が出ていた。
屋台の大半は焼きそば、たこ焼きなどのお祭りの屋台の店でいいにおいに誘われて中国風おやき「シャーピン(飴餅)」を1個食べてきた。シャーピンは餃子を直径13cm、厚み1cmくらいの丸いお好み焼き風にした饅頭のようなもので初めて食べたがおいしかった。1個¥300と値段は相当に高いがまあ、匂いにつられて食べたようなもの。
ちなみにいろいろな店が出ているのでメモしてきたが、その種類の多さに驚く。
もともと「べったら市」というのだから、あの大根の漬物のべったらはどこに?と捜したらわずか10店くらいしかないではないか!
これでは「べったら市」ではなく、「食い物市」とでも改名すべきかもしれないと思った。ちなみに、どんな店があったか下記に記した。(暇だね)
●べったら、タイラーメン、はるさめ料理、ひょうたんに特注ブレンド唐辛子、いか焼き、タコ焼き、焼きそば、綿あめ、ベビーカステラ、焼きとうもろこし、中国おやきシャーピン、韓国お好み焼きちぢみ、ポプコーン、カルメ焼き、じゃがバターおでん、お酒、、ガラス細工品、衣装、鉢植え、アクセサリー、焼き鳥、松坂牛の串焼き、・・・などなど
●べったら市の歴史・・・Web「江戸の四季」から一部引用 ↓
http://www6.vis.ne.jp/~aichan/edo/shiki/10_bettara.html
べったら市は、十月十九日に大伝馬町に立つ市です。もとは、翌二十日の恵比須講に備えて、恵比須さまの神像や打出の小槌、懸鯛、切山椒などを売るための市でしたが、いつの頃からか、ここで売られるべったら漬が評判になり、すっかり漬物の市のようになってしまいました。べったら漬けと言うのは、大根を浅く塩漬けしたものを、米麹の床に本漬けにした、甘めの、おいしい漬物です。・・・