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浄土真宗本願寺派 一念寺 下京区


写真は、表門

一念寺は、西本願寺の東側にある浄土真宗本願寺派の寺院です。

アクセス
京都駅から市バス50系統に乗り、西洞院正面で下車します。
下車してさらに1つ先の交差点を左折して、旧花屋町通へ。
さらに1つ先の交差点を左折して東中筋通へ。
約20m先の左手に一念寺の表門があります。

戦国時代の1528年に開基圓亮によって創建され、江戸時代の1751年に本願寺派に転派したそうです。
元々は約500m南にあったのが、明治15年に第十四世の玄励が現地に移転したそうです。

いつでもお参りは出来るとのことですが、毎月1日の13:00~はお参りと法話をされているそうです。
今回は2016年6/17~6/19のイムイムというイベントで写仏をし、2023年11月の非公開文化財特別公開で内部が公開されました。

表門を入ると前庭を経て、正面に本堂、左手に玄関があります。
玄関から入ると書院があります。
書院は8畳間、左手にフローリングの部屋、正面に4畳半のお茶室があります。
この右手が本堂、正面には中庭の向こうに渡り廊下伝いでお茶室があります。
当日はこの7畳のお茶室で写仏をさせて頂きました。
写仏は800円で、ハガキサイズの半紙が4枚、阿弥陀如来が印刷されたお手本の厚紙が1枚、
表に写仏の仕方、裏に由緒が書かれた紙と筆ペンがセットになっています。

写仏のあとは、本堂にお参りしました。
本堂は浄土真宗寺院特有の座敷御堂の形式で、内陣が1段高くなっています。
内陣中央に本尊の阿弥陀如来立像、左に明如上人像、右には親鸞聖人像のお軸が掛かっていました。
また2023年の非公開文化財特別公開で、本堂、書院や茶室に高村光太郎、泉鏡花や芥川龍之介の書が展示されていました。



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選佛寺2 うむ 座敷 茶室


写真は、梅熟軒の小間(中央奥)と露地庭園

庫裏を入って正面の廊下を進むと左手に中庭が、右手に8畳×4=32畳の座敷が、廊下の突き当たりは茶室への渡り廊下につながっています。

32畳の座敷では、座禅会なども開催されました。
またこちらでは毎月第2土曜日に座禅会が行われているそうです。
座敷の外には池のあるきれいな庭園があり、庭の左手には茶室 梅熟軒があります。

また2017年のうむでは写真家 石川奈都子写真館という企画があり、茶室 梅熟軒で記念撮影をして頂けるというものでした。
1組8000円(アワガミにプリントされ後日郵送)で、我々はアマ会4人1人あたり2000円で参加しました。

庫裏からの廊下の突き当たりから出ると渡り廊下があり、そこを歩いて梅熟軒へ。
梅熟軒に入り暗い廊下を進みます。
廊下の途中には水屋などが手前にあり、さらに奥の左手には2畳台目中板の小間があります。
廊下の突き当たり右手には6畳と8畳の広間があります。
こちらの茶室は長良川にあった料亭を移築したものだそうです。

この8畳間の床の間の前で記念撮影をして頂きました。
8畳間の右手外は、前述の座敷との間の庭園です。
左手には露地庭園があり、庭には前述の小間が見えています。

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選佛寺1 うむ 権現堂 本堂


写真は、本堂(中央)と権現堂(左)


選佛寺(せんぶつじ)は北野白梅町の南東、大将軍にある臨済宗建長寺派の寺院です。

アクセス
大将軍のバス停で下車し、大将軍の交差点を西大路通に沿って南下し、1つ目の交差点を左折し細い道を進みます。
細い道を約200m進むとT字路に突き当たります。
T字路を右折してすぐ先の、右手に選佛寺の表門があります。

元々は洛西にある浄土宗寺院でした。江戸時代に現地に移転し臨済宗に改宗したそうです。

通常は非公開寺院です。
表門を入ると真っ直ぐな参道の正面に本堂、参道の左手に権現堂、右手奥に庫裏があります。
権現堂の内陣中央には奥山半僧坊大権現像がお祀りされていますが、鏡などで見にくいです。
内陣右手には愛染明王像が、左手には不動明王像がお祀りされています。

うむ 
2013年から5月第4週の土曜日辺りにうむというイベントがこちらで行われています。
10:00~16:00で、庫裏で受付をして参加費500円を納めます。
この日は御朱印も書いて頂けました。
庫裏から左手の廊下を進むと、本堂です。
本堂では環の市という手づくり市が開催されています。
本堂の内陣中央には本尊の釈迦如来像、その背後には阿弥陀如来像がお祀りされていました。
また内陣の左右には達磨大師像、大権修理菩薩像がお祀りされていました。




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2017 6/11の拝観報告(粟田山荘にてお茶会 JEUGIAカルチャーKYOTO 後編)


写真は、2階から見た庭園

天目茶碗のお話の後は、お食事です。

先八寸は、茅の輪を模した竹の飾りが付いており、鴨ロースや鯵のお寿司など多種類が少しずつ。
ここで料理長からいろいろお話がありました。
料理人になったきっかけや、茶道を初めて感じたことなど。
料理長の人柄が見えてくると、料理の味わい方も変わりますね。

お椀は鱧に辛子麩。お出汁がとっても美味しかったです。
向附は、鯛、鮪、縞鯵。
凌ぎは、丸茄子白味噌餡 牛ホホ肉。白味噌の餡が非常にまろやかで茄子にあっていました。
焼き物は、鮎の唐揚げ。夏到来って感じです(笑)。
焚合わせは、小芋、茄子、カボチャ、蛸柔煮。普通の焚合わせのお出汁をジュレにしてすべてを冷製にした感じ。ガラスの器も涼し気でした。
ご飯は鱧茶漬け、玉ねぎ出汁。玉ねぎの甘い出汁が風味もあって美味しかったです。

そしてまたここで料理長の出番。
パイナップルを目の前で切って頂きました。
飾り切りも面白かったです。
水物は、すいか、メロン、そして先程切ったパイナップルにミントのシャーベットでした。

お料理ももちろん美味しかったのですが、前に塚本先生のお友達のお茶の先生と思しきお2人が座っておられました。
その方々ともお話をさせて頂いたのも、非常に楽しかったです。
まさに一期一会ですが、こういう気持ちのいい一期一会は大歓迎。
会費は11,500でしたがとても楽しく、十分にその価値はあったと思います。

最後は2階から庭園をじっくり見ました。
築山の傾斜がすごくて、庭の奥行きの半分ぐらいが坂で、しかも結構な傾斜。
築山の頂上にはお茶室もあるようです。

今回は1階からお庭を観ることが出来ませんでしたので、また是非今度は1階で来たいねということになり・・・つつあります(笑)。

14:45頃に解散となり、個々に帰宅しました。

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2017 6/11の拝観報告(粟田山荘にてお茶会 JEUGIAカルチャーKYOTO 前編)


写真は、2階の大広間 桜の間。

日曜日です。
この日は11:30から粟田山荘で、JEUGIAカルチャーKYOTOの京料理 粟田山荘でお茶会がありました。
11:00に粟田神社の前で参加予定のシヲさん、frippertronicsさん、あんとんさんと集合して、4人で参りました。
中に入ると、2階の大広間へ案内されました。
1列5人の長机が2つあり、向かい合わせで座るので計20名。
それにいわゆる「お誕生日席」が2つあったので、全体では22名の参加だったようです。

奥から詰めて座ったので、我々は1列に4人横に並んで座りました。
1席空いたと思ったら、参加を把握していなかったTさん登場。
ちょうどアマ会で1列になりました(笑)。

さて会の内容としては、陶芸家の古川剛さんの天目茶碗のお話や、藤本料理長の料理とお話が柱ですが、お2人とも当日いらしゃっていた塚本宗真先生の社中さんだそうです。
最初に藤本料理長が作られたあじさいのきんとんを席で頂きます。
このお菓子の器が古川剛さん作品でした。
お菓子を頂いた後、中央に集まり塚本宗真先生の社中さんによる御所籠を使ったお点前をみせて頂きました。

お点前を見た後は席に戻り、個々人でお薄を点てます。
茶筅もたくさん用意されていました。
「お互いに交換して頂いてもいいですよ」とのお声掛けもあったので、あんとんさんに交換しないか相談したところ、
0.05秒後ぐらいに食い気味に「結構です」と言われました。
ド素人のお点前ではご不満のようです(笑)。
しかし点て方は主催者さんからも、あんとんさんからもご教示がありましたので、そこそこ上手に出来ました。

お薄を頂いた後は、再度中央に集まり古川剛さんの天目茶碗のお話を聞きました。
天目茶碗に魅せられた経緯や、焼き上げる際の温度や酸素の管理で仕上がりが全然変わることなど興味深かったです。

あまり時間は気にしていませんでしたが、この辺りで13:00頃になっていたのではないかと思います。

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頂妙寺 妙雲院 


写真は、表門(左)と菊神稲荷(右)


妙雲院は川端二条にある頂妙寺の塔頭です。

アクセス
場所は川端二条周辺です。
京阪電車の神宮丸太町駅で下車し、2番出口から地上に出ます。
出たら左折して川端通を進みます。約450mで川端二条の交差点に着きます。
ここを左折し、斜めの二条通に沿って東へ少し進んだ右手に裏口があります。
表門は一本南の仁王門通にあります。
仁王門通から入った仁王門の手前、左手に妙雲院があります。

表門の右に菊神稲荷があります。
表門を入った正面に庫裏、左手に本堂があります。

通常非公開ですが、毎年2月の初午に初午祭、7月の土用丑の日に頭痛封じのほうろく灸祈祷、11/7に火焚祭があります。

初午祭
12:20頃に到着すると、菊神稲荷が御開帳されていました。
ご住職は気さくでお優しく、忙しいのに御朱印も書いて下さり、お参りもさせて頂けました。
庫裏から入って左手に進むと本堂。
本堂の内陣には日蓮上人像、釈迦と多宝如来などがお祀りされるいつもの日蓮宗の内陣様式。内陣の左手には大きな大黒天もお祀りされていました。

13:00から本堂で法要。
続いて法楽加持が14:05まで続きました。
それが終わると10分ほどご住職の法話。
そして表に出て、14:20頃から寒空の中、5分ほど水行をされました。
さらにその後には火焚祭典もあったようです。

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頂妙寺 大乗院


写真は、表門

大乗院は頂妙寺の塔頭で、甲子(きのえね)の日に月釜があります。

アクセス
場所は川端二条周辺です。
京阪電車の神宮丸太町駅で下車し、2番出口から地上に出ます。
出たら左折して川端通を進みます。約450mで川端二条の交差点に着きます。
ここを左折し、斜めの二条通に沿って東へ少し進んだ右手に裏口があります。
表門は一本南の仁王門通にあります。

仁王門通から入り、石畳の参道を歩きます。
正面に大きな仁王門、その奥に本堂があります。
この本堂の右手に大乗院があります。

通常は非公開ですが、60日に1回の甲子の日に月釜があります。
当日は表門の左に「在釜」の札が掛かります。
表門を入ると正面に正式な玄関、左手に庫裏の玄関があるので、普通に庫裏から入ります。
庫裏から上がり、臨時参加の受付をします。
臨時会費は1500円です。
まっすぐ奥に進むと仏間で、こちらが待合になります。
仏間には日蓮上人像がお祀りされています。

仏間の外に露地庭園があり、その奥にお茶室があります。
1席目は8:30頃から始まりますが、4畳半の小間ですので1席12人です。

お呼びが掛かると露地庭園を進み、蹲踞で手と口を清めて、躙口から入ります。
参加者は常連の方が多いようです。
2服でるので、1席45分ぐらいは掛かります。

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2017 6/5のおでかけ報告2 最終(グリコピア神戸)


写真は、グリコピア神戸

11:55池田駅発の阪急電車で十三へ。
神戸線に乗り換えて、神戸三宮へ。
三宮からは地下鉄で終点の西神中央駅へ。
13:15頃に到着。
西神中央駅で簡単に遅い昼食を済ませました。

駅からタクシーで向かったのは、グリコピア神戸です。
午後は江崎グリコの工場見学です。

正直午後の第1希望は、高槻にある明治なるほどファクトリー大阪でした。
しかしこちら、団体での受付は3月前からですが、個人は空いていれば1月前から。
待った結果、4月で埋まっていました・・・。
その時点で切り替えて、グリコピアをネットで予約しました。

ただ・・・遠いです・・・(笑)。

見学は無料で、10:00~、11:00~、12:00~、13:00~、14:00~、15:00~の1日6回。
所要時間は約80分。
我々は池田からの移動時間も加味して、14:00~でした。

最初オリエンテーションホールで待ちます。
オリエンテーションホールのテレビには、昔懐かしいグリコのCMが流れています。
親達が「ああっ、懐かしいな」と反応すると、あちこちで子供たちが「何?何?」って聞く光景が拡がります(笑)。
そして時間になるとオリエンテーションホールで10分程、カカオの説明ビデオを観ます。

そして3班に分かれて案内されます。



最初は写真のようなオリエンテーションホールの前の展示から。
次は2階へ。
2階はポッキーの工場。
廊下を歩き、窓から見学です。

そして4階のプリッツの工場見学。
最後は3階に戻ります。
3階ではチョコレート、アイスクリームの作り方などが人形などを使って説明されます。
前で聞いているのは100%子供で、大人は後ろで休憩です(笑)。
3Dのアニメもありました。

ここで案内は終了で約1時間。

最後はお土産コーナーで休憩して、各自解散です。



お土産コーナーには神戸工場限定のものなどもあり、つい買ってしまいました(笑)。
左上のCecilチョコレートが通常サイズですので、下の大きさが分かるでしょう。

帰りには子供にはグリコのおもちゃ付きのキャラメル、大人にはプリッツをお土産に下さいます。

こちらはお菓子の工場なので子供向けの要素が大きいですね。
まあ子供達はとても楽しんでいました。

結局こちらを出たのが15:30。
バスで西神中央駅に戻り、地下鉄で神戸三宮へ。
帰りは三宮から京都までJRです。

妻と僕の共通の感想。
「やっぱりJRは速い」
でした(笑)。

17:30頃に帰宅して、我が家の振り替え休日は終わりました。

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2017 6/5のお出かけ報告1(インスタントラーメン発明記念館)


写真は、インスタントラーメン発明記念館

さて月曜日です。
前日が子供の小学校の日曜参観でしたので、この日は振り替え休日。
僕も休暇を取って、家族で出かけます。

7:30頃に自宅を出て、地下鉄で四条駅へ。
阪急で烏丸から十三で乗り換え、9:00過ぎに池田駅へ。

徒歩でやって来たのが、インスタントラーメン発明記念館です。
ここで出来る体験は2つ。
1つはマイカップヌードルファクトリーでの、オリジナルカップヌードルの作成。
もう1つはチキンラーメンファクトリーでの、チキンラーメンの手作りです。
前者は予約不要ですが、後者は予約が必要です。

しかしチキンラーメンファクトリーは高く、いつも満席。
僕も予約が始まる3月前の同日であった3/5の10:00に枠が開放されると同時に予約しました。

チキンラーメンファクトリーは9:30~、11:00~、13:00~、14:30~の1日4回で、1回40程が参加でき、1時間20分ぐらいかかります。
大人500円、子供300円です。

この日は9:30~の予約でしたので9:00過ぎに受付し、9:20のオープンと同時に2階のチキンラーメンファクトリーへ。
広いキッチンのようになっており、2人1組で体験します。



エプロンとバンダナが用意されれているので装着。
写真は長男と、次男です。
子供はかわいいですが、もちろん43歳のオッサンである僕も同じ格好です(笑)。
バンダナは最後お土産に頂けます。

体験は小麦粉をお出汁と混ぜこねるところから。
生地を麺棒で伸ばし、さらに製麺機で伸ばし。
麵切りをして、ざるに入れて蒸します(蒸すのはやってくれます)。
待ち時間はパッケージに絵を書きます。
蒸せたらほぐして型に入れて、油で揚げます(揚げるのもやってくれます)。
そして揚げ終わったら、自分がデザインしたパッケージに入れて封をしてくれて終了。

10:50頃に終わりました。
僕は長男と組んでほぼ長男にやってもらいましたが、どこの親子連れもそんな感じでした。
これは大人がやっても面白いでしょうね。

チキンラーメンファクトリーが終わると、そのまま1階のマイカップヌードルファクトリーに並びます。



写真は1階奥にあるマイカップヌードルファクトリーです。
左手に並んでまずは空のカップを300円で買います。
そしてまずはそのカップに絵を書きます。
デザイン出来たら奥のキッチンに並びます。

ここからはこちらは指示をするだけで、ほぼ先方がしてくれます。
カップに麺を入れて、好きなスープを選びます。
そして次は12種類の具から好きな4つを選びます。
具が入るとフタをして、ビニールの包装をします。
最後は持ち帰り用のエアパッケージに入れて持ち帰ります。

僕はスタンダードなスープに、定番のコロチキ(お肉)に、コーン、ガーリック、キムチを入れました。

この工程だけならすぐに終わるのですが、平日にも関わらずたくさん並んでおられました。
特に海外の方が多かったです。
海外の観光ガイドに掲載されているんでしょうね。

11:00頃から並んで、12:30頃には終わりました。
子供達もとても楽しんでしましたし、こちらは大人も楽しめますね。
これで午前の部は終了。
ここから午後の部へと参りました。

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2017 6/4の拝観報告(亀岡 聖隣寺 毘沙門天大祭)


写真は、毘沙門天像

6/4日曜日です。
日曜日ですが、この日は子供の小学校の日曜参観でした。
小5の小2の長年次男はいつものように登校。

僕と妻は9:00過ぎに学校へ向かいます。
1~3限までは参観で、4限は父兄説明会です。

妻と2人で3限まで、長男と次男を往復しながら参観しました。
3限が終わったところ、11:00過ぎに僕は帰りました。

帰宅するなり車で出かけます。
向かったのは亀岡市にある聖隣寺です。
6月の第1日曜日は、毘沙門天大祭が行われています。
しかし毎年6月の第1日曜日は子供の小学校の日曜参観なので、今年は覚悟を決めて参観終了と同時に強行しました(笑)。

事前の調べでは11:00~法要でした。
12:30頃到着だったのでもう終わっているかと思ったら、ちょうど毘沙門堂から信長の供養塔へ移動されるところでした。
参加されていたのは8名程度とこじんまりしていました。

信長の供養塔での法要は10分程度。
すぐに終わったので、その後毘沙門堂にお参りさせて頂きました。

亀岡市指定の鎌倉時代の毘沙門天像です。
通常は本堂に安置されているそうで、この日だけは毘沙門堂に移されます。
遅れてきたにも関わらず、お寺の方、地元の方がすごく親切にして下さり有難かったです。

じっくりお参りさせて頂いた後、庫裏へ。
ご住職に御朱印をお願いすると同時に、本堂にもお参りさせて頂きました。
本堂にはご本尊の釈迦如来像と、左の部屋には毘沙門天像が通常安置されている場所もありました。

結局13:30頃までお邪魔して、また京都市内へと帰りました。
この頃には毘沙門堂は閉めておられたので、行かれるのなら13:00前までに行かれた方がいいでしょう。

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源智山 西福寺


写真は、表門

源智山 西福寺は南禅寺の門前にある浄土宗寺院で、上田秋成のお墓があることで知られています。

アクセス
地下鉄東西線の蹴上駅で下車して、出入口1から地上に出ます。
地上に出て右手に進みます。
右手のインクラインに沿って仁王門通を約350m進むと、南禅寺前の交差点に差し掛かります。
ここを南禅寺門へと右折します。
右折してすぐ左手のコインパーキングを超えると左手に細い道があるので、これを左折します。
約50m進んだ突き当りに、西福寺の表門があります。

通常でも事前に連絡をすれば、上田秋成のお墓にお参りさせて頂けるそうですが、今回は2016/6/26(日)に開催された、第7回秋成忌の模様です。

秋成忌は毎年6月第4日曜日に開催されるそうで、14:00~17:00。
参加費は前売り3000円、当日3500円です。

表門を入ると左手に庫裏、正面に本堂、右手奥に檀家さんの墓地があります。
本堂の右手前には世継地蔵尊がお祀りされています。
本堂前で受付をして、本堂へ。
内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、右脇壇には十一面千手観音像、左右に法然、善導大師像がお祀りされていました。また内陣の手前と左脇壇のお厨子には、上田秋成像がお祀りされていました。
本堂の左には中庭があり、その中央奥に「上田無腸翁之墓」と書かれたお墓と、その左手には宝篋印塔があります。

2016年の秋成忌のプログラムは、
14:00~14:13 法要
14:15~14:50 筑前琵琶演奏
15:00~16:00 雨月物語の講演
16:15~17:00 インド舞踊
でした。

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天龍寺 等観院

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写真は、表門

等観院(とうかんいん)は天龍寺の塔頭で、南北朝時代に管領の細川満元が創建しました。

アクセス
嵐山にある天龍寺の駐車場側の入口(大本山天龍寺の石碑が目印)からまっすぐに約150m進んだ左手に、等観院の表門があります。

表門を入ると枯山水の前庭があり、左手奥に庫裏の玄関があります。
前庭には聖観音菩薩像がお祀りされています。

施餓鬼会
毎年8/8の11:00~施餓鬼会をしておられます。
庫裏から入り、廊下を右へ。
廊下の左に書院の広間が2つあります。
ここで受付をします。
ほとんどの方が檀家さんですが、一般でもお参りさせて頂けました。
書院の外には苔のきれいな庭園が拡がっていました。

書院の広間に棟続きで本堂があります。
書院からみて右手に内陣、左手にこの日の法要の祭壇が設けられています。
内陣の中央には本尊の十一面観音像が、右手には開山の徳叟周佐(とくそうしゅうさ)と思われるお像がお祀りされていました。

最初は奥の方が書院で待っておられますが、11:00に前に鐘がなり本堂へ誘われます。
11:00~11:30まで和尚さん9名で法要されます。
法要後11:30~11:40頃まで、参加者全員が順に祭壇でお焼香と、祭壇の裏で中央のお皿に左の皿からお米を入れ、右の皿から葉っぱですくった水をかけて施しをします。

これで法要は終了。
檀家さんはお墓参りなどをされて、篩月でお食事をされるとのことでした。

2019年12/8にこちらで花園大学茶道部の冬季茶会がありました。
書院が待合で、本席の濃茶席が庭園にあるお茶室でありました。
躙口から入ると4畳半の小間で、真行草の天井や連子窓など極めてスタンダードなお茶室でした。
奥の水屋は6畳あるそうです。

また副席は書院2階の広間での立礼席でした。
嵐山を借景に、お庭の大きな桜が2本窓の目の前に見えるので、春はとてもきれいであろうと思いました。



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二軒茶屋 中村楼


写真は、喫茶の二軒茶屋(左)と料亭の中村楼(右)


八坂神社参道の向かい合う二軒の茶屋を起源とするお店です。
田楽豆腐や祇園祭の稚児餅が有名で、現在は料亭の中村楼と喫茶の二軒茶屋が並んでいます。

アクセス
祇園の交差点の東の突き当りに、八坂神社の西楼門があります。
この前を右折して約120m進んだ最初の交差点を左折します。
約100m進んだ左手に八坂神社の南楼門があります。
この南楼門の右手前の左側に二軒茶屋、右側に中村楼があります。

中村楼
食事は昼懐石が、5,000円と10,000円、夜懐石が10,000円~50,000円まであります(税別)。
玄関を入ると、正面に中村楼の額が掛っています。
さらにもう1間の待合を抜けると左手に中庭があり、正面の自動扉の奥が鶴亀松の間です。
カウンター形式で、背後がモダンな石組と中央から水が流れてくる庭園になっています。
5,000円の昼懐石はこちらでした。
さらに高額な懐石だと、奥の個室になるようです。

5000円の昼懐石を2月のウィンタースペシャルで頂きました。
この時は内税になっていたので、5,400円が5,000円でした。
コースは、
・先付:焼き胡麻豆腐
・造り:鯛と山菜盛り合わせ
・吸い物:蟹真蒸
・八寸:穴子小袖寿司、子持ち昆布、つぼみ菜天ぷらなど7品
・変わり田楽:ふきのとう味噌の栗麩田楽
・蓋物:豚肩ロース山椒煮、丸大根
・ご飯:生湯葉と絹ごし豆腐のあんかけ、香物
・水物:季節のデザート、黒糖わらび餅、おうす
でした。
さらに+1500円で、焼物の甘鯛を追加することもできました。
田楽がコースにはいっているのが特長です。
5,000円なら非常にお得なコースだと思います。

祇園祭献茶会
7/16の9:30~14:00まで、こちらでお茶会の副席があります。
お茶券は一般には販売しておられません。
表門から入って右手の廊下を進み、階段を上がります。
2階の広間での立礼席です。
上記、食事の部屋の真上になります。
普段は結婚式場として使われているそうで、富士山が描かれた金屏風がありました。

こちらは喫茶です。
抹茶パフェ、あんみつ、わらび餅などの定番メニュー以外に、軽食もあります。
名物田楽豆腐、鯛茶漬け+おばんざい、鯛うどん+おばんざいなどです。

さらに7/14~7/31の期間限定で、稚児餅が頂けます。
今宮神社の”あぶり餅”の4倍ぐらいの大きさがあります。
同じように竹串に刺して2本出てきます。
味は”かざり屋”のような甘味はなく、甘くない味噌味です。
お薄とセットで1260円でした。



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宮川町歌舞練場


写真は、正面玄関

京都五花街の1つ宮川町の舞妓、芸妓による舞踊公演の会場です。

アクセス
京阪電車の祇園四条駅で下車し、地下街をずっと歩いて出入口1から地上に出ます。
地上に出たら鴨川を右手に見ながら川端通を南下します。
1つ目の交差点を過ぎ、出入口から約250m先の左手奥に宮川町歌舞練場があります。

定期的な公演としては、4/1~4月中旬まで京おどりが、10月初旬の木金土日にみずゑ会があります。

京おどり 
毎日3回公演で、12:30~13:30、14:30~15:30、16:30~17:30です。
宮川町のHPやTELで申し込み出来ます。
席は1等席(1階と2階正面)が4200円、2等席(2階の脇)が2200円、これにお茶券を付けると+600円になります。

HPで申し込むとメールで申込書が添付されてきます。
これをプリントアウトして持参します。
お茶券を付けたい場合は、現地の券売所で別途購入も可能です。
公演開始の1時間前から玄関右手の窓口で、申込書を提示すると席指定の書いたチケットと交換してくれます。
公演開始40分前から入場できます。

玄関を入った正面に中庭があり、右手に進みます。
正面奥左手が1階席、右手奥に階段があり、お茶席は2階です。
2階に上がると、右手が2階席、左手奥にお茶席があります。
お茶席は先着順で入ります。
席のワンブロックの最初の1人だけは芸妓さんがお点前をして、舞妓さんが持ってきてくれますが、あとは点出しです。
この際お茶席内部の写真撮影が禁止なのが残念です。

お茶席が終わると会場に入り、1時間の上縁を観て終了です。

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先斗町歌舞練場


写真は、正面

先斗町(ぽんとちょう)は、三条通~四条通間の鴨川西側に沿った細い路地のような道にあります。
五花街の1つで、その三条通寄り(最北端)に歌舞練場があります。

アクセス
河原町三条からなら三条通を東へ、京阪の三条駅からなら三条大橋を渡って東に進むと、高瀬川沿いの木屋町通に出ます。
ここを高瀬川下流の南側へ曲がります。
左手の瑞泉寺を過ぎた最初の交差点を左折します。
先の突き当りに鴨川が見えますが、その手前のT字路で右折します。
右折したら先斗町で、すぐ左手に先斗町歌舞練場があります。

通常は閉まっていますが、公演やイベントの際は開きます。
主なものでは、
5/1~5/24の鴨川をどり、8月上旬の10日間ほど行われ舞妓茶屋、10月最終週の木曜日~日曜日に開催される水明会などです。  
また2016年は南座が耐震工事中のため、顔見世興行がこちらで行われました。

歌舞練場に向かって右手に玄関があります。
玄関上の屋根には守り神として、中国の蘭陵王の舞楽面を型取った鬼瓦があります。
玄関を入るとタイル張りになっており、柱の上や天井には漆喰で花を意匠化した細工がほぼ越されています。
数段の階段を上がるとロビーがあり、ロビーの奥左手に劇場があります。
2025年の京の夏の旅で、2階と3階も公開されました。
劇場の1階を抜けて、北側の階段で2階へ。
2階の客席を通ります。
正面前方は桟敷席になっていました。
客席を抜けると、ロビーと休憩所があり、そこから鴨川が一望できます。
廊下を右手に進むと突き当りに楽屋がありました。
さらに細い階段で3階へ。
3階ロビーの左手には、外観正面で見えた蘭陵王の舞楽面の背後が見えます。
またロビー右手奥には教室がありますが、当日は閉まっていました。
最後はエレベーターで1階に戻りました。

鴨川をどり
春の芸舞妓さんの踊りの発表会で、12:30~、14:20~、16:10~の1日3回公演です。

京の七夕に合わせて行われる、ドリンクとおつまみ付で10分程度舞妓さんの舞が見られ記念撮影もできるイベントです。1人1500円で、18:30~21:30まで。

水明会
秋の芸舞妓さんの踊りの発表会で、16:00~18:00頃の1日1回公演です。

2016年の11/30~12/25。
キャパが南座の半分程度ですので、11:00~13:15、14:00~16:45、17:45~20:20の1日3回公演でした。



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