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2017 6/17の拝観報告(堀井七茗園に学ぶ 宇治茶の今昔 前編)


写真は、堀井式碾茶製造機

土曜日です。
午前中は妻が外来バイトに行っていたので、僕が子供とお留守番。
次男はAMは知育教室。近所なのでもう1人で行って1人で帰ってきます。
長男は夕方からの塾の宿題をしていました。
11:00過ぎに昼食を一緒に食べ、12:00過ぎに僕は自宅を出ました。

地下鉄→JR奈良線で宇治駅へ。
13:00過ぎに到着したのが、縣神社の前の堀井七茗園さんです。
今回はそうだ 京都、行こうの「堀井七茗園に学ぶ 宇治茶の今昔」です。
13:30に集合。
参加者は20名。
あんとんさんと一緒というか、僕も申し込みのTELをしましたが取れず、あんとんさんに2名分確保して頂きました(笑)。

まずは南側の住宅街の坂を登ります。
するとこんなところに茶園があるんですね。
奥ノ山茶園です。
宇治七茗園のうち唯一現存する茶園です。
こちらの中に入れて頂き、お話をお伺いしました。
抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)を栽培しておられます。
品種はこの茶園に特異的な成里乃(抹茶向き)、奥の山(玉露向き)と京都府推奨のあさひです。
お茶はなった実を植えてもお茶の品質が変わるので、挿し木で増やすそうです。
その奥の山の原木が茶園の奥中央にありました。

次は山を下りてJR宇治駅方面へ少し歩きます。
これまた住宅街の一角に製茶場があります。
次はこちらの中へ。
摘んだ茶葉をすぐに蒸して乾かし、パリパリの碾茶にする機械です。
蒸した後、加熱した赤レンガの機械の中を1.5往復して茶葉を乾かします。
先祖の堀井長次郎翁が開発された機械で、100年近く使われていますが今なお現役です。
今の機械の方が熱効率などはいいようですが、この赤レンガの堀井式碾茶製造機ならではの風味が出るそうです。

ここで約1時間ぐらい経過していたでしょうか。
後半明日に。

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