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2017 6/11の拝観報告(粟田山荘にてお茶会 JEUGIAカルチャーKYOTO 後編)


写真は、2階から見た庭園

天目茶碗のお話の後は、お食事です。

先八寸は、茅の輪を模した竹の飾りが付いており、鴨ロースや鯵のお寿司など多種類が少しずつ。
ここで料理長からいろいろお話がありました。
料理人になったきっかけや、茶道を初めて感じたことなど。
料理長の人柄が見えてくると、料理の味わい方も変わりますね。

お椀は鱧に辛子麩。お出汁がとっても美味しかったです。
向附は、鯛、鮪、縞鯵。
凌ぎは、丸茄子白味噌餡 牛ホホ肉。白味噌の餡が非常にまろやかで茄子にあっていました。
焼き物は、鮎の唐揚げ。夏到来って感じです(笑)。
焚合わせは、小芋、茄子、カボチャ、蛸柔煮。普通の焚合わせのお出汁をジュレにしてすべてを冷製にした感じ。ガラスの器も涼し気でした。
ご飯は鱧茶漬け、玉ねぎ出汁。玉ねぎの甘い出汁が風味もあって美味しかったです。

そしてまたここで料理長の出番。
パイナップルを目の前で切って頂きました。
飾り切りも面白かったです。
水物は、すいか、メロン、そして先程切ったパイナップルにミントのシャーベットでした。

お料理ももちろん美味しかったのですが、前に塚本先生のお友達のお茶の先生と思しきお2人が座っておられました。
その方々ともお話をさせて頂いたのも、非常に楽しかったです。
まさに一期一会ですが、こういう気持ちのいい一期一会は大歓迎。
会費は11,500でしたがとても楽しく、十分にその価値はあったと思います。

最後は2階から庭園をじっくり見ました。
築山の傾斜がすごくて、庭の奥行きの半分ぐらいが坂で、しかも結構な傾斜。
築山の頂上にはお茶室もあるようです。

今回は1階からお庭を観ることが出来ませんでしたので、また是非今度は1階で来たいねということになり・・・つつあります(笑)。

14:45頃に解散となり、個々に帰宅しました。

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