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摂取院、ぬりこべ地蔵


写真は、摂取院

共に伏見稲荷大社の近くにあり、地蔵尊がお祀りされています。

アクセス
JRの稲荷駅で下車し、右へ進みます。
約120mで踏切に差し掛かります。
その踏切手前の左手に摂取院(せっしゅいん)があります。
そしてその摂取院の手前の小道を左折して突き当りまで約260m緩やかな坂を上ります。
突き当りを右折した祠に、ぬりこべ地蔵がお祀りされています。

摂取院
由緒書きによると、この辺りの住人に夢に「比叡山雲母坂に埋もれている子安の地蔵である。ここでは難産を救えないので、人通りの多い場所に祀ってくれ」というお告げがあったそうです。そこでその地蔵尊を最初は大和街道に、後に伏見街道にお祀りしたそうです。すると安産の御利益が身分の上下を問わずあったそうです。明治11年鉄道敷設のため、現地に移されたそうです。

お堂の扉は開いており、中には腹帯(ふくたい)地蔵尊の坐像がお祀りされています。

ぬりこべ地蔵
かつて、稲荷山の奥にあった浄土宗寺院に安置されていた地蔵尊と云われており、江戸時代以来、歯痛封じの信仰を集めています。
 
通常は常駐する人もおられず、祠の扉の格子から石の地蔵尊にお参りできます。
お札(500円)などが欲しい場合は、毎月1日と15日の11:00頃なら管理しておられる方がおられるそうです。

歯供養
毎年6/4の10:30~11:00頃までぬりこべ地蔵では、歯供養の法要が行われます。
10:30頃に摂取院から御住職が来られます。
法要が20分、法話が10分。
そして最後にお供物の歯ブラシと、おかきを下さいます。
地元の方が多いですが、一般参加の方もおられるので、一般でも大丈夫です。

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