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びわ湖疎水船4 下船まで


写真は、九条ポンプ場。

やがて第2トンネルの入口に差し掛かります。
扁額は井上 馨も「仁以山悦智為水歓」(じんはやまをもってよろこびちはみずとなるをよろこぶ)です。
第2トンネルは124mなので一瞬です。
出口の扁額は、西郷従道の「随山到水源」(やまにしたがいすいげんにいたる)です。
トンネル入口が赤レンガできれいです。

やがて第3トンネル(850m)に差し掛かりますが、その手前に手すりを後付けされた細い鉄筋橋があります。
栗原邸の北側になります。
この橋を越えた右手に「本邦最初鐵筋混凝土橋」の石碑があります。
この橋が日本で最初の鉄筋コンクリート橋で、昭和7年に田邊朔郎が試作したものが残っていたそうです。

そしてすぐに第3トンネルに入ります。
入口の扁額は、松方正義の「過雨看松色」(かうしょうしょくをみる)です。
トンネルを抜けた出口の扁額は、三条実美の「美哉山河」(うるわしきかなさんが)です。

トンネルを出てすぐに九条ポンプ場があり、下船場になります。

下船も手前から左右交互に、ポンプ場の前に下船します。
皇居を火災から守るためにポンプ場を作っただけなのですが、設計は片山東熊です。
その辺りの説明を10分ほどして、解散になります。
門を出て右に歩くと、インクラインの最南端になります。



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