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船岡温泉


写真は、外観。

船岡温泉は元は船岡楼という旅館でしたが、戦後から本格的に銭湯として営業しておられます。

アクセス
市バスで堀川通を北上し、堀川鞍馬口で下車します。
バスが来た方向に約60m戻り、鞍馬口通へ右折します。
鞍馬口通を約660m西に進んだ左手に、石垣のある外観の表門があります。

大正12年から営業を開始されました。
昭和8年に温泉の営業許可が欲しかった2代目が、日本で初めて電気風呂を導入し「特殊船岡温泉」として許可を受けました。

建物の脱衣所までの手前は大正時代の木造建築で、浴室などの奥は造り変えており鉄筋コンクリート。
国の登録有形文化財に指定されています。

表門を入ると、右手に番台があります。
営業時間は、平日(月~土)15:00~25:00、日曜日8:00~25:00。
入浴料は大人 430円、中人 150円(小学生)、小人 60円。

番台の奥の左右に男女の脱衣所の入口がありますが、左右の男女は日替わりで変わるそうです。

まずは脱衣所です。
天井の中央にはケヤキの格天井に配された見事な天狗と牛若丸の彫刻があります。
左右の脱衣所の隔壁の欄間は、第1次上海事変の肉弾三勇士戦争をモチーフにした透かし彫りです。
また右の脱衣所の側壁の欄間は今宮神社の祭礼、左の脱衣所の側壁の欄間は葵祭や上賀茂神社の賀茂競馬の透かし彫りです。

浴室に向かいます。
浴室の間の廊下はカラフルなマジョリカタイル。
中庭から見える廊下の外壁には、移築された菊水橋が配されています。
この菊水橋は、元々千本今出川の北側に架かっていたそうですが、
市電の延長による千本通の拡幅工事の際に、川を暗渠にしたため不要になった橋を買い取られたのだそうです。

さらに奥の浴室はくすり風呂、高温深風呂、あわ風呂、エスティジェット風呂、電気風呂や露天風呂など多彩なお風呂があります。



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