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大徳寺7 大慈院 泉仙
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d4/3a8556e7b46b5895a4e2b529c1c90b39.jpg)
写真は、方丈。
大徳寺の興臨院、瑞峯院のある細い道の奥、突き当りに、塔頭の大慈院があります。
この塔頭自体は一般公開していないのですが、この寺領内に精進料理の仕出し屋さんの“泉仙(いずせん)”の店舗があります。
泉仙は本来”仕出し屋”さんなので、本来は注文を受けた自宅にお料理をお届けするのですが、このようにお食事出来る店舗もあります。
まず表門をくぐります。
左手には大慈院の参道が続きますが、こちらには入れません。
正面右手に続く細い通路を進みます。
やがて道は左折して方丈の裏手を回り込み、左手に方丈、右手に泉仙が現れます。
泉仙の玄関前の細道から方丈の枯山水の庭園が見えます。
玄関を入ると左右に廊下が走り、正面に10畳間、その左手に6畳間。
10畳間の奥に12.5畳の座敷があります。
お料理は主に精進鉄鉢料理のコースで、あやめ 3,800円、ゆり 4,800円、ぼたん 6,200円、あおい 7,000円などがあります。
あやめを頂きました。
最初に抹茶とわらび餅が運ばれます。
そして食事は、和え物、ごま豆腐、野菜のてんぷら、栗ごはん、お吸い物や水菓子など全部で8品ほどが出てきます。
またこれらが盛りつけられている朱塗りのお椀の大きさが微妙に異なり、最後に順に重ねていくときれいに花弁のように1つにまとまります。
もちろん精進料理なのでお肉や魚は出てきませんが、普通の40~50代の女性ならば十分なボリュームでしょう。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )
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方丈内部は外からある程度見れるのでしょうか。
僕も毎回1人ですが、ここは店側は1人でも大丈夫です。
後は行く側の問題ですが、僕のように映画は毎回1人で観るような人なら楽勝です。
1人で映画は絶対に観ない人では厳しいかもしれませんね。
>方丈内部は外からある程度見れるのでしょうか
柵があるので、この写真のviewが限界ぐらいです。
お庭の席で「あやめ」を食べたような記憶があります。
おいしかったですけど、繁忙期ですと中居さんが手際よくテキパキドタバタとなさっているので風情は若干そがれるかもです。
というかシーズンはどこでもお忙しいので贅沢は言えないですね(´-`)
なお、春秋の良い時分、玄関前の庭での食事、おススメします。
しかしこのブログの読者の傾向を考えると少し笑えました。
というのも、先月のアンケートで明らかになったように
「当然1人でガチ観光される方が、約6割」
おられるのです。
”そんな方々の場合”は、
「1人で食事」
っていか程のことなんだろうなって。
なんでもないでしょう(笑)。
いや飽くまで約6割の、当然1人でガチ観光される方に限ってですけどね。
>おもてなしという面では、芳しくない話も聞きます
そうなんですか。
僕は全然気にならなかったですね(多分相当僕は甘い)。
まあ雰囲気を楽しむだけでも十分価値はあるでしょうね。
自分で写真は1枚と決めたことを引っくり返すのが嫌な一方で、食事と庭園の写真の両方を紹介するための”苦肉の策”として編み出した技です(笑)。
>忘れかけてた頃に再登場するので
コレはたまたまです。
そもそも索引などを付けているのは、このブログは辞書だと思っているからです。
必要なところを引っ張ってきて読む。
通読するもんじゃないでしょう(その程度の分量でも
ないし(笑))。
それと、そもそも「京都」って、どの範囲?Amadeusさん、何か定義されています?
>「京都」って、どの範囲?Amadeusさん、何か定義されています
このブログでの京都は、京都府下です。
北部の出番が少ないですが(笑)。