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2023 10/1の拝観報告4(◯間 お茶席)

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写真は、離れの茶室内部。

なか卯の新町七条店を出て、レンタサイクルで七条通→大宮通と進みます。
12:50頃にやってきたのが、九条大宮下がるにある◯間(ま)です。

町屋を改装したお店でお茶などを中心に日本文化の体験などをする施設のようです。
あきさらささんがこちらでのお茶体験を13時から予約して下さっていました。

外観から面白いです。
左半分は町屋ですが、2階の窓が防火の金庫の扉のよう。
右半分は石積みで、玄関の左右に阿吽のうさぎの石像が埋め込まれています。
元は炭問屋だったそう。

通り庭から奥に進むと右手に通り庭ぐらい天井の高い一室があります。
今はカウンターが造られて、簡易のお茶体験などをするスペースです。
通り庭の左手はいわゆる座敷で、今は事務所として使われているよう。
この通り庭の右手の広いスペースが、普通の町屋っぽくないんです。
そしてさらに奥に進むと、建物を上から見ると凸型になっているようで、
中央の渡り廊下の左右にお庭があります。
町屋の奥になる左手の庭は、鞍馬石の飛び石がある普通の奥庭。
しかし右手の方は当初、井戸以外なにもなかったそうです。
そしてその渡り廊下の奥に離れの茶室があります。

こちらの6畳間で呈茶を戴きました。
1人4,400円。
1席にしては高めかもしれませんが、この日のお菓子は老松の栗のお菓子。
栗餡の濃厚さが抜群で、結構いいやつ(笑)だと思いました。

こちらも結構傷んでおり、直されたようです。
こちらを購入された時のお話から伺うと、たぶん通り庭の右手の広いスペースは炭の蔵とか仕事関係の場所だったんじゃないでしょうか。
向かいの庭スペースも炭の作業に関連していたのではと。
このスペースとお庭も扉から出れるようになっていたそうなので。

今はそのお庭には枝垂れ桜とモクレンを植えておられます。

お茶の話や建物の話で盛り上がっていたら、アッという間の1時間でした。

14:00にこちらを出て、次へと向かいました。
 
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