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縣神社


写真は、本殿

縣神社(あがたじんじゃ)は、平等院の鎮守社として創建されました。
毎年6月5日の深夜から6日の未明にかけて暗闇の中で行われる県祭で有名です。

場所は、宇治川西詰からあがた通りを橋姫神社も通過して約40m歩くと、T字路に突き当たります。
この手前左手角にあります。

拝観は無料です。
鳥居をくぐったら手水舎の縣井が、その背後には醴水舎(れいすいしゃ)があります。
参道を進むと、かつては鬱蒼としていた”県の森”をしのばせる樹齢500年以上の椋の木があります。
左手には手前から摂社の東位稲荷大明神、天満宮と梵天奉納所があります。
県祭ではこの梵天が移る、梵天渡御が見どころだそうです。
鳥居の右手には社務所、正面に拝殿と本殿があります。

献茶祭
毎年11/5に籔内流により、献茶祭が行われます。
5月に収穫された新茶は11月頃熟成します。
このお茶の収穫に感謝し、発展をお祈りします。

9:00頃から社務所の左手で受付が始まります。
初穂料は何も言われませんが、1人3000円以上となっているようです。
番号は11番からで、それ以前はお偉いさんのようです。
左手の玄関から上がり、廊下を左手へ進みます。
すると正面に6畳の間があり、こちらが待合になります。
この待合の右手奥が本殿。
正面奥に露地庭園、右手の廊下を回り込み庭園を挟んで向かいに書院。
書院伝いの左手に茶室の棠庵(とうあん)があります。

まずは本殿へ。
10:30からこちらで献茶式が行われます。
しかし席数が限られているので、座るには9:30には行った方がいいです。
開始時は70名ほど来られ、すし詰め状態です。
最初にお祓い。
次に壺に封印されていた新茶を開ける口切式。
そしてこれをその場で挽いて、お家元のお手前で濃茶と薄茶が神前に供えられる献茶式が行われます。
最後に関係者の玉串の奉納。
全部で約1時間、11:30頃に終わります。

そして11:45~12:15頃まで、お偉いさん方は本席(棠庵)で濃茶席。
11番~28番まで(18名)は廊下伝いで書院に入り、10畳の広間で副席の薄茶席です。

終了後は待合に一旦戻り、11番~22番まで(12名)は露地庭園に出て、本席の棠庵に躙口から入ります。
4畳半台目のお茶室です。
これが12:30~13:00頃まで。

最後に境内に出て、鳥居の右手にある醴水舎(れいすいしゃ)での点心席です。
玄関から入って右手の8畳間に12名で入ります。
茶事の点心席ですので、持ってこられたお膳は置かれるのを待つのではなく、両手で受けます。
帰りはそのままで大丈夫です。
こちらが13:15~13:45でした。

1番最初の組で入っても、14:00前まで掛かります。

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