福田寺 下京区

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写真は、門前。

下京区にある福田寺は時宗の寺院で、乳房地蔵菩薩が洛陽四十八願所地蔵めぐりの第44番札所本尊になっています。

アクセス

まずおおまかには、東本願寺の渉成園の北側にあります。

地下鉄五条駅の8番出口から地上に出て、右へ。

最初の交差点の信号で烏丸通を渡り、そのまま六条通を直進します。

約300mで道なりに右へカーブしますが、まだ直進。

もう60m先の次の交差点を右折します。

右折してすぐ左手に、福田寺の表門があります。

福田寺は鎌倉時代に鎌倉幕府6代将軍となった宗尊親王が京都に送還され剃髪して、渋谷に創建した寺院でした。

当初は天台宗でしたが、すぐに一遍上人の御化益により時宗に変わりました。

その後豊臣秀吉により高倉五条に、さらにその後現地に移転しています。

通常公開はしておられませんが、2020年の7月より第4土曜に写経会を始められました。

14:00から17:00の間に行けばよく、14:00からはお参りがあります。

表門を入ると正面に本堂、左手に庫裏と書院が並んでいます。

庫裏の玄関から入ります。

床の間に涅槃図が掛けてある書院の廊下から本堂へ。

こちらで写経料1000円を納めます。

写経をすると御朱印も頂けるので、御朱印帳を持ちの方は持参されるといいですし、なければ書き置きのを頂けます。

写経は般若心経だけでなく、四誓偈など4つから選べます。

本堂に入るとテーブルと椅子があるので、そちらで写経します。

本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来立像と、脇侍に観音菩薩像と勢至菩薩像がお祀りされています。

阿弥陀如来像は覆肩衣がないため、右肩から右手にかけて衣が掛かっていないのが特徴的です。

右手の脇壇には乳房地蔵菩薩像がお祀りされており、母乳祈願、乳房守護の信仰があります。

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