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2012 8/26の拝観報告1(こども論語塾 in !?)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a8/a41d992204d7dd74136456ed237df160.jpg)
写真は唐門、奥正面の屋根が本堂、右の屋根が盤桓廊
最近子供に論語を読ませるのが流行っているらしく、うちの長男も行ってきました。
「いや、アンタの子供がどこで論語読もうが知らん!」って思われたでしょうか(笑)。
僕も空気が読めない訳ではないので、ここに書いたのは”それなりの理由”があります。
今日は朝からこの写真の場所に行ったのですが、どこでしょう?
僕が長男を連れてこども論語塾に出かけたのは、龍光院(りょうこういん)です。
・・・・・・??!!!!
サラっと書きましたが、龍光院です、大徳寺の。
ピンとこられない方、これがどれぐらい”ビビる情報”かは、今後のコメント欄での反響でわかると思います(なかったらどうしよう・・・笑)。
毎月第4日曜日の9:00~11:00に開催されており、”予約なしで誰でも”参加できます。
参加費は子供300円、大人500円です。
しかも今日は”夏休み大会”で、通常70人程度の参加者が130人以上もいました。
半分以上は子供で、5歳から10歳ぐらいが多かったです(なかには0歳児や13歳の子もいました)。
まず9:00から本堂南の農園で草引きを30分、書院を通過して本堂に移動し座禅を15分でここまでで計60分。
最後の1時間が論語読みです。
座禅や論語読みも幼児がいるので、そんなにピッチリした感じではなく、和やかなムードで進行していきます(要するに子供達がウロウロしています)。
しかし小学校低学年ぐらいならかなり真剣ですね。
通常ならこの2時間で終わりのようですが、今日はその後に農園経由で唐門から本堂に入りお焼香(子供も)。
その後は農園でお祭りです。
焼きそば、おにぎり、流しそうめん、お茶、ビールなどなどもすべて参加費さえ納めれば無料です。
まあ地蔵盆みたいな位置づけですね。
そんなことで龍光院はてんやわんや。
子供があちこちをウロウロしていたり、本堂の柱をつかんでいたり、僕らが見たら卒倒するような事態ですが、御住職さんはそんな子供たちを見てニコニコされていました。
そんな混乱状態だったので、今日は大概内部を見られました。
書院も本堂も見られましたし、墓所も開いていたので黒田官兵衛や長政のお墓も見ました。
唯一障子が閉まっていた”密庵席”がみられませんでしたが、密庵席の前庭は本堂脇から見えました。
またちゃんとした内部の報告は、今後の本編に掲載します。
参加者の保護者は、ほとんどが僕と同世代ぐらい。
しかし書院前を通過してもザワっとするのは同伴の祖父母世代ぐらいで、ほとんどの方は普通のお寺という認識のようでした。
長男がまた行きたいというので、当面は毎月通おうかなと思っています(笑)。
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コメント ( 18 ) | Trackback ( )
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結構大ネタでしょう(笑)。
>大人単独では参加無理でしょうか?
恐らく目立つと思います。
みんな子連れですからね。
もし本気なら最悪、来月ウチに同行でしょうか。
しかし来月は2時間で終了でしょうから、今日ほど自由に行動できるかは不明です。
ちなみに来月の大ネタ2つも”これクラス”です!
ホント ビックリなんですけど。
私も従妹の子供でも誘って参加したいです(笑)
だって大徳寺の龍光院でしょ!!
見つけた僕が1番ビックリしました(笑)。
8月初旬に見つけました。
孤篷庵は、
非常にまれに拝観のチャンスがある大徳寺の秘境
ですが、
龍光院は、
全くチャンスがない大徳寺の秘境
といってもいいでしょう。
それらに入るには視点を変えるしかないようです。
1つはさらに格を上げて、大学の公開講座や文化カルチャーなどの”講義”としていく、
もう1つは逆に格を下げて、地元の行事としていく
の2つです。
今回は後者の典型例ですね。
>あっさり子供たちに解放されている
彼らは今自分がどんなところにいるのかは、全く理解していません(笑)。
幼少時の僕が、平等寺や仏光寺の境内ではしゃいでいた時のように・・・。
こういう開拓は、塔頭寺院や非観光寺院であればあるほどありますよね。
私が興味があるところでは、壬生の新撰組で有名な新徳禅寺、amadeusさんがこの前行かれた妙心寺の霊雲院や如是院、尾形乾山釜跡の法蔵禅寺なんかは行きたいですね。
でも、龍光院は特に行きたいです。龍光院の国宝はいくつかありますが、密庵は言うまでもなく、曜変天目もみたいですし!(国立博物館に預けてあり、こちらもなかなか公開の機会が特に少ないものですが。)
まあ一番は、どうにか「密庵をじっくりと見たい!」ですね。
京都府の国宝建築物では、西本願寺の黒書院(伝廊は、通常の特別拝観でちらっとのぞけますが)と並んで通常では拝観不可能な場所です。私は、この二つの拝観がかなえば何を置いても飛んでいきますよ(笑)
なので、amadeusさん、毎月通って、代わりにいつか密庵を見てきてください(笑)
密庵は、たまにあそこでお茶会があるようです。
もちろんちゃんと先生について習っていないと無理なようですが。
そこまでするつもりは今のところはないですね(笑)。
しかし9月の大ネタもなかなかの衝撃だと思いますので、乞うご期待です。
まあ冗談はさて置き、9月、楽しみにしていますよ!もしや、黒書院・・・!?(笑)
お茶室は閉まっていたようですが、このお寺に入れたことが奇跡のようです。
ぜひ、毎月通って頂きたい!
私も自分の子供が生まれたら通ってみたいです。おそらく、待ちきれずに甥っ子を招集しますが。(笑)
私の個人的な事になりますが、私も子供のころお寺好きの父に連れられてよく行ったのです。
それがきっかけで、20代で特別拝観にまで手を伸ばすお寺好きに成長しました。
なので、amadeus様の息子さんも大きくなれば、amadeus2世として活躍されるかもしれませんよ。(笑)
僕もそうです。
子供の頃よく父に連れられて行きました。
そしてたまに記載していますが、僕の長男は3歳の時点で京都の世界文化遺産17個を制覇しているツワモノです。
そうだ今回の龍光院もですから、ヤツもかなりのものです(笑)!
もしそれなりになったら将来”2代目amadeus”を襲名させようかと思います(笑)。
こればかりはね・・・。
逆に関西のスキー好きは、maruwinさまのことがうらやましいと思われます(笑)。
じゃあ、今日庵とかですかね?
「奇跡の3日間」
と呼んでいます(笑)。
報告をお楽しみに!
流れ的には、
農園の草抜き→玄関→庫裏→書院→本堂座禅→書院→広間で論語塾→玄関→帰宅
です。
要するに書院の前を通過するのは、
草抜き→本堂での座禅
と
本堂→広間
までの2回です。
ということは、論語塾だけだと
玄関→広間→玄関→帰宅
なので、本堂も、書院も厳しいです。
子供はウロウロしますが、ご夫婦2人でウロウロって訳にも・・・。
しかし前回(9/23)は、最初から大人だけで来られている方もおられましたよ。