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毎日新聞京都ビル

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写真は、外観。

毎日新聞京都ビルは若林広幸氏の設計で1999年に竣工した、河原町丸太町付近にあるビルです。

アクセス
市バスの河原町丸太町で下車します。
河原町丸太町交差点の交差点の北西角を、河原町通に沿って約80m進んだ左手にあります。

元々京都の毎日新聞社は三条御幸町角にある武田五一設計の1928ビルでした。
そのビルに感銘を受けた若林氏が、思いを馳せながら造られたそうです。

2023/7/9、まいまい京都のTIME'Sビル&毎日新聞京都ビル、一日限りの特別公開で7階のホールに入りました。
まずは外観です。
1階ですが、今は背後にマンションが建ち分かりづらくなりましたが、表の階段は裏側まで吹き抜けになっています。
窓には木製のルーバーがあり、これは京格子をイメージしています。
当時の法律では「壁」に可燃材を使うことは出来なかったそうです。
なので「動けば壁ではない」と解釈されるので、手動で上に跳ね上げられるようにして、設置できるようにしたそうです。
また屋根は楕円の筒を乗せたようなデザインになっており、
これは1928ビルの上層階の屋根がアーチ状になっていることに受けた感動や武田五一への敬意でこのようにされたそうです。

入口左手のエレベーターで7階に上がります。
エレベーターを降りて右に進むと、外観で楕円の円筒に見えたホールに入ります。
内部は外観で見た通り、屋根は楕円の半分のアーチになっています。
北側はその形のままガラスブロックで採光出来るようになっており、柱で教会のようにも見えます。
また東側は広く窓を取って、東山連峰が一望出来るようになっています。


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