京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
京都観光では最も詳しいです!
Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
2018 9/24の拝観報告1(大徳寺 真珠庵 現代作家が描く襖絵公開)

写真は、通仙院。
連休最終日。
この日朝から長男は模試ですので、まずは車で8:50頃に四条烏丸に送ります。
一旦帰宅して、今度は自転車で出発。
9:20頃にやって来たのが、大徳寺の真珠庵です。
皆さんご存知、9月から始まっている現代作家が描く襖絵公開です。
真珠庵の一般への特別公開って、かなり久しぶりですね。
9:30開門。
真っ直ぐに方丈に入り、荷物一式を預けるシステムです。
真珠庵ですので、内部の撮影は禁止です。
方丈前庭を見ながら沿革の説明があり、室中の間へ。
こちらは釣りバカ日誌を描かれた北見けんいち氏のカラフルな襖絵。
みんなで楽しそうに遊んでいるような画です。
右手の檀那の間は新世紀エヴァンゲリオンを制作した山賀博之氏の迫力のあるウミネコや戦闘機が描かれています。
奧の衣鉢の間は、日本画家の濱地創宗氏の寒山拾得と、美術家山口和也氏の空花という内陣の戸袋の作品が外されこちらに展示してありました。
ここからは一旦奥の書院の通仙院へ。
附属するお茶室の庭玉軒も拝見出来ます。
おぼろげに覚えてはいましたが、意外と忘れているところもありました。
2周しましたね(笑)。
方丈に戻り、書院はNHKの「オトナの一休さん」で画を担当されている伊野孝行氏のアニメのタッチのまま一休さんがカラオケを歌う姿を描いておられました。
最後の礼の間は、ファイナルファンタジーを制作されている上国料勇氏の観音菩薩、風神、雷神などの神々を”そういうタッチ”で描かれています。
新しい現代の襖絵を作成するのに賛否はあったようですが、個人的には「現代の技術やセンスで作成するのはあり」だと思っています。
今まで入っていた襖絵も「当時の最先端の」狩野派などに描かせているわけですから、それはそれで文化財として保存しながら、現代のセンスで全く新しいのを作るのは、同じことだと思います。
複製を作成しても、100年後もそれは複製でしかないですが、現代のセンスで作ったものは100年後には「100年前のホンモノ」になるのではないでしょうか。
話は逸れますが、そういう意味では名古屋城の木造復元も賛成派です。
鉄筋コンクリートの天守閣は、何年たっても価値がないですから。
木造できちんと作れば、100年後にはそれなりの価値があるハズなので。
今まであった狩野元信や曽我蛇足の襖絵の出来立てを見た人はもうこの世にいませんが、今の襖絵が100年後、200年後に古びた時に、その出来立てを見た人に自分が今なっていると思えば、光栄なことですね(笑)。
しっかりと拝見して、10:00過ぎにこちらを出ました。
コメント ( 0 ) | Trackback ( )