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2012 11/10の拝観報告4(妙傳寺)


写真は、船弁慶をイメージした和菓子

白龍園が終わるとすぐに下山です。
下山して出町柳駅に12:15頃。
そして百萬遍のマクドで昼食を取り、東大路通を南下してやってきたのが”妙傳寺(みょうでんじ)”です。
この辺りの移動は、自転車がものすごくものを言います。

13:00からここで、「そうだ 京都、行こう」の会員プランの
”知って深めて、歌舞伎への誘い”
がありました。

しかし妙傳寺ってどこ?と思われたでしょうか。
ほとんどの皆さんは前を通過したことがあるハズのお寺です。

東山二条の南東角に日蓮上人の銅像が立っている大きめのお寺があるでしょう、アレです。
日蓮宗寺院は観光に熱心ではなく、内部の拝観は出来ないのであまりご存知ない方が多いでしょう。

実は妙傳寺は歌舞伎の片岡家の菩提寺であり、また顔見世の際に掲げられる”まねき”はここで書かれているのです。

そしてこのイベントでご一緒した”なおすけ”さまと初対面、”ルーキー”さまとは何度目かな(笑)。

この日のイベントの内容は、今年の顔見世の演目の解説です。
23名の出席者のうち、歌舞伎を観たことがないのが3名程度というハイレベルさでした。
僕は2005年頃に銀座の歌舞伎座(現在工事中)で1度だけ観たことがありましたが、まあほぼ初心者です。
”なおすけ”さまのような歌舞伎ドップリの方も10名ぐらいはおられた雰囲気でした。

しかし初心者にも十分分かる内容で非常に面白く、今年は一層顔見世に行きたくなりました。

休憩のお茶では、写真のように演目の船弁慶をイメージした和菓子を俵屋吉富さんが特別に作ってくださいました。
右の赤い方に静御前の烏帽子、左の白と緑の方に平知盛の亡霊の隈取と長刀をイメージした模様が入っています。

こういうイベントで知識を拡げるのもいいものです。
妙傳寺の書院にも入れたし。

15:30にイベントは終了しましたが、ここから慌ただしいですがさらに次に参ります。

アンケートを実施しています。
左サイドバーにあります。
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2012 報道ステーション 紅葉中継 大予想大会

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勝林院(大原散策13)


写真は、本堂と前庭

勝林院は平安中期に寂源によって声明による念仏修行の道場として、1番最初に大原に創建されました。
90年後に出来る来迎院との二坊で声明の中心となります。
鎌倉時代には、浄土宗の法然上人と天台宗の顕真法師の大原問答が行われたことで有名です。

拝観料300円を門の左手の受付で納めます。
ここは8:30ぐらいから開いています。

門外からも見えますが、正面に本堂があり、本堂に向かって真っすぐに石の参道があります。
その両脇はきれいな苔です。
そして本堂右手が一面の紅葉です。
過去に「そうだ、京都行こう」にも取り上げられました。
参道右手には鐘楼があり、梵鐘は重文です。
またその奥には手前から西林院跡地、宝篋印塔(重文)、観音堂と山王社があります。

参道に戻り、真っ直ぐ正面の本堂に上がります。
本堂の内陣中央には本尊の阿弥陀如来像、右手には不動明王像、左手には毘沙門天像がお祀りされています。
本堂の奥には右手から中央へ、崇源院(お江)の位牌、白衣観音、普賢菩薩像、元三大師画像が、左手には中央に向かって寂源上人画像(開山)、踏出阿弥陀如来像、法然上人像がお祀りされています。




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