沖縄夏の夜、コンビニで「平敷屋エイサー」を観る

2010年08月05日 00時05分00秒 | 沖縄の生活
  
8月1日の夜、「我喜屋監督激励会」の帰り道、21時過ぎに、「赤嶺駅」から、家に向かってほろ酔いで歩いていたら、「ファミリーマート高良店」が何か異様な雰囲気。
良く見ると、エイサー装束の人達が、店の中に数名入って行き、店の中で踊り始めた。

暗くて見えなかったが、店の前には「唄三線者」が3名立っている。
他にも、駐車場の隅に、エイサー装束者が数10名腰をかがめて待機をしていた。
道路側端には、チョンダラーが、「平敷屋(ヘシキヤ)」の旗を持って立っていた。

少し待っていると、ファミマ前でエイサーが始まりだした。
それから、エイサーの本格的な演舞が、約一時間も続いたのだった。
沖縄でも人気の高い「平敷屋のエイサー」が、自宅近くの(那覇市南端)ファミマで見れたのは、超ラッキーな出来事!




チョンダラーの踊りはめずらしい。エイサーでの道化役だが、その役割は演舞進行、交通整理、乱れた衣装直し、汗ふき、場を盛り上げるなど、重要な役割を担っている。エイサーの前身といわれる念仏踊りの踊り手(ニンブチャ-)もチョンダラーが行ったことから、それがエイサーに取り入れられたと言われている。
 

 

※『平敷屋エイサー』とは、うるま市(沖縄本島中部)の「平敷屋青年会」のエイサー。300年以上の伝統がある。三線の地謠にパーランクー、男女の手踊りが加わり、ゆったりした伝統的な振付が特徴。白と黒のシンプルな衣装七分丈の白の下袴、襦袢の上に紺絣をまとい、白い手サ-ジ(手拭い)を頭に結び、裸足で踊る。西と東に分かれており、東は力強く男性的で、西はやわらかく女性的といわれている。 一糸乱れぬパーランクーのバチさばきが魅力の一つ。大太鼓はなく、パーランクー(小太鼓)のみ。一糸乱れぬ演舞が特徴で、他のエイサーとは違う雰囲気で、全国に「追っかけ」がいます。


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