「繁多川散歩」前編

2011年12月28日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<繁多川の中心地にある「大川(ウフカー)」>

今年の春過ぎ「琉球新報」に、美味しい豆腐で有名な「繁多川自治会」が、地区のガイドマップを作成したとの記事が出た。無料で頂けるとの事、申し込んだのは言うまでもない。手に入れたら立派な冊子だった(A5判、36P、カラー、マップ付き)。

でも直ぐに、訪問出来なくそのままになっていた・・・。
12月26日、午前中に年内最後の仕事が終わり、夕方の「三線の練習」まで時間があったので、11時過ぎ自宅から車で出かけた。


▲<「金城橋(カナグスクハシ)」この橋を渡ると繁多川地区に入る(欄干のシーサーが可愛い)>

約30分位で、首里金城石畳下に着く。「金城ダム」から流れる安里川に架かる「金城橋」を渡り、そこから住宅地の急勾配の小道(真珠道)を「繁多川公園」へ上がって行く(凄い高さです)。


▲<坂の途中にあった「チョンチョンガー跡」戦前は、豆腐作りに利用されていたが、宅地造成により消失した>


▲<「チョンチョンガー」の近くにあった、戦争当時の砲弾を利用した「鐘」(繁多川4丁目19)>


▲<「繁多川公園」入り口から振り返った風景(首里寒川・金城の街並み)>

繁多川中心地の「JA」に向かう道(真珠道)は、細く曲がりくねりながら面影を残している道だ。この道沿いに、数カ所の井泉が点在している。


▲<坂を上り切った十字路の下にある「繁多川(ハンタガー)」繁多川の地名の由来となった井泉。今でも綺麗な水が湧いている>


▲<「坊主川(ボージガー)」近くにある。名前の由来は、識名宮や神応寺にちなんだものと言われている。今でも綺麗な水が湧いている>


▲<「大川(ウフカー)の側にあった「水神」の碑>


▲<戦前戦後を通じて、正月の「若水」を汲む井泉として利用されていた。昭和38年には、簡易水道として活用された。今はコンクリートで塞がれていて水質は確認出来ない>

※後編に続く。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿