豊見城市 民俗文化財巡り(23)『長堂地区』④

2008年02月09日 00時05分18秒 | 沖縄現地情報

▲<「カニステル」が、たわわに実っていた家。> 

二日後、再度、長堂へ行く。先日、宮城さんの写真を撮ったので、プリントをしたものとお礼の手紙を持って出た。最初に、長堂公民館に車を止めて宮城さんの家を探そうと思ったら、公民館が開いていて、宮城さんがお客さんと話をしていたのが見えたので、入って行って手渡しする事が出来た。

▲<「志屋嶽之殿」のあるだろうと思われる所に咲いていた花。>
その後一人で、先日撮り漏らした「ジトーガー」や民家を数点撮影し、南西の端にある「志屋嶽之殿」「サンミガー」へ行くが特別養護老人施設の「良長園」の入口付近にあるはずが、それと思える山道を下まで降りて探してもなかった。

次は、北西の端にある「長嶺之嶽」「ヒージャーガー」を探しに行く。嘉数側から入るが、「つぼみ幼稚園」の奥に標識が立っていた。

▲<かわいい「つぼみ幼稚園」の建物>

▲<嘉数地区から見える長嶺城跡西側の姿。>
嘉数側からは、10m位の森にしか見えないが、長堂からは、200m位の立派な山です。暗い森の奥に、ブロックを積んだ階段がありました。
それを降りて右カーブになった道の途中に「長嶺之嶽」がありました。さらに奥へ進んだ突き当りに右手に「ヒージャーガー」がありました。
大きな木の枝の様子や、ガーが口に見え少し怖い状況でした。



▲<左「長嶺之嶽」。右「ヒージャーガー」黒い木の枝振りが怖い。>

▲<「ヒージャーガー」怪獣が口を開いたように見えて怖い。>



「つぼみ幼稚園」南側の住宅地に「ヒヌカンガー」「サチブルガー」があるはずでしたが、こちらも周囲を探しても見つけられなかった。
これで、長堂地区は終了して、南隣りにある「金良地区」へ行きます。

⇒長堂地区は、住宅は公民館の周囲に集中していて、まとまった美しい民家がある街区です。ゆるやかな南側斜面で、日当たりも良く住み易そうな感じがしました。しかし、他所からの移住は難しそうです(しかし、カーは小規模でしたが美しい水が溜まっている所が多かった)。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (びんちゅ)
2008-02-09 18:44:17
こんにちわ 私は豊見城の保栄茂というところに住んでいるものです。

旗頭を検索していてこちらのページへ辿り着きました。豊見城の字を調べられているようですね。すばらしく情報収集が上手だと思います。

前に保栄茂も来られていたんですね。
いくつかウタキも探されたようですが見つからなかったものもあるみたいですね。
私としては今年の10月に豊年祭が行われるのでその時に訪れて欲しかったです。でも、その時また来ればいいですね(笑)

各字めぐりも楽しそうですが、地域の伝統行事や祭りにも足を運ばれるといいですよ。

ちょくちょくこちらを拝見させて頂きます。
よろしくお願します。

返信する
びんちゅうさんへ (ふーみん)
2008-02-09 20:31:42
コメントありがとうございます!
豊見城市は、昨年の秋から回り始めて、奥が深く各地区の個性があって、気に行って楽しく回らさせて頂きました。地域の方も優しかったです。
次回の金良地区ですべて回りましたので終わります。保栄茂は、村石獅子の場所が教育委員会の地図から移動していて最初苦労した記憶があります。
住んでいる方に聞いても、最初通じなくて困りました。
井戸は、住宅地内の2か所は、立派な建物の中にあり中の水の状態は、確かめられませんでした。
イリ御嶽は、山の中に入れませんでした。
保栄茂は、「マチボー」が有名ですね。6年に一度で最近では、確か平成17年でしたか?
毎年行われる「豊年祭り」には行きたいですね。
沖縄は、秋の行事は多くてどこに行けば良いか迷いますね。
ガー巡りも、一度終わりますが、これからもよろしければご覧になって、間違っていたりしたらご指摘ください。よろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿