豊見城市 民俗文化財巡り(21)『根差部地区』②

2008年02月01日 00時05分14秒 | 沖縄現地情報

「ウブガー」の、対角に「アミチークシク(雨乞嶽)」があります(これも、道路建設によりこの場所に移転)。

根差部公民館の南面道路を東へ真っすぐ行くと数分で、根差部地区の「ウタキ」に着きますが、その途中に「ヌキン殿跡(ノキンの殿)」があります。

▲<「ヌキン殿跡」は、大木が一本あるのみの広場です。>

根差部「ウタキ」は、直径100m位、高さ10mの小山ですが、その中に拝所が5か所に点在してありました。
急勾配の階段を20段位を上がると、頂上に岩で出来た祠があります。
階段の途中にもひとつありました。正面の階段付近にも祠があります。
外周にも「ウィソウサラシンガー」という枯れ井戸の祠がありました。
外周道路際には、「アガリヌガー」がこちらも道路建設でこの場所に移転していました。
これだけあるという事は、この村の重要な「ウタキ」であるという事が充分に解ります。



な・なんと!「ウタキ」の外周に「ガーデンゴルフ場」を造っているではないですか。こんな事は初めてですが、この地区の人達の人柄が出ているのではないでしょうか。
⇒次回は、その「ウタキ・ガーデンゴルフ場」を紹介します。





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