『漆喰シーサー造り』体験記②

2008年02月19日 00時05分13秒 | 沖縄現地情報

「漆喰シーサー造り」体験を、午前中に荒仕上げまで行い、昼食に30分早く出た。
昼食の1時間を使って乾燥させて、午後1時から全員で「仕上げ塗り」に入りました。
セメント含有割合の少ない、新しい漆喰が配布され、塗り重ねて最終段階の形成に入ります。

▲<左、指導中の奥村先生。右、熱心に造る人。>

「仕上げ塗り」の上に、金づちで割った瓦を下の歯と併せて約60個刺し付けました。
大きいモノは、漆喰を接着剤にして、落ちないように付けます。
一番大きいのは、「尻尾」にしました。二番目に大きいモノを「耳」に、形を見ながら使って行きます。

▲<子供に、結構人気のあった私の作品>
私が、一番早く仕上げたと思う。先生が来て、色を塗る事を勧めてくれました。
缶に入った絵の具を開けてくれて、塗り方を教えてくれました(仕上げ塗りは半乾きの状態で着色すると、フレスコ画と同様、半永久的に色褪せしないらしい)。
私が色を塗り始めると、皆が色を塗りをし始めた。色が揃っていなくて、とりあえず赤とネズミ、後で黒(墨汁)で縁取りをした(白色が欲しかったが無かった)。

みんなの作品を一通り拝見したが、ひとつとして同じものが無い!
先生も最初に言っていました。
子供も大人も楽しんで、最後には、それなりに何らかの形が出来るから不思議だ。
どんなものが出来るか、予想がつかない楽しみがあります。
私のようなユニークな形もあれば、立ち姿があったり、顔だけのモノがあったり、中城村中村家のシーサーを造る人など、様々で面白い。
私と同じテーブルの方は、じっくりと写実的なシーサーを造っていた。



15時に、早い人は「着彩」を、遅い人も「仕上げ塗り」を終えた。
持ち帰りたい人は、持ち帰って良いと話が出ました。
私は、車で行ったので助手席の足元の置いて、ゆっくり運転して持ち帰りました。
実は、事前にどんな大きさになるのかを聞いても、教えてくれなかったので、私は50㎝位のを造るつもりで、ゆいレールで行かずに車で行ったのでした。
大きさより、重さがこんなになるとは知らなかったので、車で行って正解でした(帰って測ったら、高さ30㎝、重さ約10kgでした)。

▲<自宅の窓際に鎮座した我が最初のシーサー。ストロボで目が光っています。>


最新の画像もっと見る

コメントを投稿