◎3月22日(映画夫婦の日)に、北谷まで行き、第82回アカデミー賞6部門受賞作品の「ハート・ロッカー」を観てきました。
イラク戦争(2004年頃)の「爆弾処理班」をモチーフにした骨太な映画です。
よくあるドンパチの戦争映画ではなく「戦争下の人間」を報道のような手法で描き、最初から最後までその場にいるような緊張感が続く臨場感いっぱいの作品です。
「爆弾処理班」の恐怖と緊張が、人間が極限状態まで追いこまれたら、現実の世界がどれだけ希薄な生き方をしているかを実感させる。
アカデミー賞史上初の女性監督「キャスリン・ビグロー」の緻密な作品創り(出演者をあえて有名俳優にしない事で、いつ死ぬかと、最後まで観客をハラハラさせた)は、さすがだと思った(しかも、制作費は1,100万ドルとの事)。
観客に映画という事を忘れるノンストップの131分にどれだけ耐えられるか?
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