5月3日~5月5日まで、那覇新港埠頭で「那覇ハーリー」が行われました。
沖縄の爬龍船行事は中国に由来し、察度王の時代に留学した数名の官生等によって、伝来され580年の歴史があります。一時、途絶えていましたが、復活後年々活発になり今日に続いています。
5月3日は、「中学生・PTA・一般競漕」。5月4日は、「一般乗船体験」。5月5日は、「一般競漕」と「御願バーリー・本バーリー」となっています。
その他に、「仲田幸子お笑いショー」「ディアマンテス」などのライブがあります。連日のラストは、「花火」で締めくくります。
私は、最終日を見学してきましたが、「一般競漕」が面白かったです。
17レース(各3チーム)延べ51チームがタイムを競っていました。
県内外の企業チームを中心に地域青年会や米軍嘉手納基地チームが32名の力を合わせ船上で打ち鳴らされる鐘と掛け声で調子を合わせ、約630メートルを競う。
そして応援も凄かった。
観光客向きというよりは、米軍さんと沖縄企業の運動会の様でした。
出店も70~80軒くらいは出て、夏祭りのようでした。
一般競漕Aの部では、42チームで競い、予選1位「奥武島」(5分06秒00) 2位「JAR・JTA」(5分06秒72)3位「デビル・ドッグ」(5分25秒63)の上位3チームが決勝で戦い、1位「デビル・ドッグ」(5分39秒45)でした。
一般競漕Bの部では、9チームで行われた予選では、1位「航空自衛隊」(4分33秒43)で1位だったが、決勝では、3チームとも自衛隊の戦いとなり、結果は1位「陸上自衛隊」2位「航空自衛隊」3位「海上自衛隊」だった。陸上自衛隊は、4年連続の優勝だそうです。
▲<御願バーリーの様子、唄と鐘に整った漕ぎ手が、昔の様子を伝える。>
本バーリーは、今年は「泊チーム」が勝ちました。
※「爬龍船」の色は、黒「琉球国」、緑「中国」、黄「大和(日本)」を示しているそうです。
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