嫌われる勇気(12)

2014年10月23日 00時05分00秒 | 沖縄の生活

▲<10月23日の気温は、22-27度。昨日の午前中は、南風でしたが午後から北風に変わった>

第4章 「世界の中心はどこにあるか(3)」

アドラーの「嫌われる勇気」岸見一郎+古賀史健著より 182~184P

c.なぜ「私」にしか関心がないのか

具体的に考えるために、解り易く、「自己への執着」を「自己中心」と言い換えます。一般的に考える「自己中心」的な人とは、「暴君」や「自分勝手な人」ですが、もうひとつのタイプも付け加えます。

実は「課題の分離」が出来ておらず、「承認欲求」にとらわれている人もまた、極めて「自己中心的」なのです。

承認欲求にとらわれている人は、「他者はどれだけ自分に注目し、自分の事をどう評価しているのか?」つまり、「どれだけ自分の欲求を満たしてくれるのか?」ばかりを考えている。

承認欲求にとらわれている人は、他者を見ているようで、実際には自分の事しか見ていません。

他者への関心を失い「私」にしか関心がない。すなわち「自己中心的」な人なのです。

「私」に執着している人は、すべて自己中心的です。だからこそ「自己への執着」を「他者への関心」に切り変えなければならないのです

※「承認欲求」にとらわれている人を、Facebookにのめり込んでいる人が彷彿されますね(笑)。