泡盛酒造所巡り その④

2009年07月23日 10時00分00秒 | 沖縄現地情報

▲<「神村酒造」に、到着したら直ぐ、シヨールーム奥の部屋で、ビデオを観る。窓の外に見える樹木が実に美しい。>

最後の訪問先は、石川市にある「神村酒造」です。
1882年(明治12年)に、那覇市繁多川で創業。戦後も官営の酒造所として運営。
1999年(平成11年)に、道路拡幅により工場をこの地に移転。

▲<小さいが、近代的で清潔な工場だった>
こちらも主力商品の「暖流」は、ウィスキー樽に寝かせたコハク色の泡盛?!

▲<左から最初に絞られる約60度の原酒。真中は、途中に出てくる約40度の原酒。右、最後に出てくる約20度の原酒。それぞれを飲み比べをさせてくれた。
原酒がどのようにしてブレンドされて、飲みやすく造られるかの工程を飲んで体感させて頂いた。>

▲<確かに、最初の出るのは度数が高い。度数が高いのが良いわけではなく、最後に出てくるのは、度数が低くなるが香りが付いている。それを混ぜて、44度にするとの事。「原酒(50度)」の商品は、酒税法で泡盛としては販売出来ない>



▲<黒麹菌が発酵している状態のモノを試飲(酒ではなく、酸っぱいモロミドリンクでした)>

▲<「暖流」の仕込み樽を前に説明を聞く。まるでウィスキー工場>

▲<左、「暖流」の色は完全にウィスキーです。右、植栽が美しい工場です>

▲<4軒目になると、試飲で気持ちが良くなる参加者も出て、参加者の三線で、カチャーシーを踊る楽しい場面も>

▲<左、神村から依頼されて新商品の試飲をする土屋氏。右、私が飲んで一番気に入った守礼(甕仕込み)の10年物。特に、冷凍庫でキンキンに冷やした物を勧めてもらったが、口に入れたとたん口の中で、スーと溶けて行く状態が素晴く美味しかった。

※「泡盛酒造所巡りバスツアー」もこれで終了です。番外編は、7月27日に。