うるま市バスツアー参加記 その②「肝高の阿麻和利」

2009年02月01日 09時00分00秒 | 沖縄現地情報

「ビオスの丘」で約一時間滞在した後、うるま市の最北部からうるま市最南端の与勝半島南部にある「きむたかホール」へ向かう。
そこで、19:00から地元中高生で演じられる「肝高の阿麻和利(キクタカノアマワリ)」の練習風景を見学する。
メイクや衣装がない分、現役の中高生が演じている事が良く解る。

503席の小ぶりなホールなので舞台が近くて中高生の動きが良く解る。
舞台や客席通路を使った一心不乱に演じ踊る姿だけでも感動した!

首里王朝に、反逆の悪者として扱われていた、勝連城主の阿麻和利が、その後の研究で勝連の発展や、「おもろそうし」で住民から慕われていた事から、大変な名君だったと評価されつつある。

10年前、教育長のアイディアに地元の中高生に郷土の誇りを持ち続けて欲しいと考えた父母が、演出家「平田大一」を選んでスタートした歴史組踊(ミュージカル)です(本番は、2部制2時間30分)。

2000年3月に初上演以来、動員は延7万人(昨年は初の海外公演をハワイで行った)。

私は、一昨年。勝連城跡を見学した際、城跡の広場で行われていた練習風景を偶然観て感動し、本番を是非見たいと思っていたので、今回のツアーに即、参加した次第。



▲<「きむたかバンド」音楽・歌もすべて中高生で行う。>









▲<「阿麻和利」と「長者の大王」が高校3年生で、今年の春卒業で退団との事。岡山で3月に行われる県外公演が最後の舞台になるらしい。>