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ホテルデルーナ 1

2020-07-08 00:32:34 | は行
ひとりの女マンウォルが棺桶のようなものを馬車で運んでいる
そしてマンウォルを、軍隊のような男たちが追っている

マンウォルは途中にある酒場で酒を注文し、棺桶にも酒を掛けた
マンウォルは酒場の女主人に「月の客桟(旅館・ホテル)を捜している」と言った(死んだ者の魂を休ませてくれる客桟があると聞いたと話した)
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それはどこにあるのか?と聞くと女主人は「行けない あそこは死んだ者だけが行ける所だ」と言った
女主人は「いったい何人を殺し誰が殺されたんだ?」と聞くと、マンウォルは自分の刀を出し女主人に「黙ってないと舌をきるといっただろ!」と言った(その刀には「満月(マンウォル)」と刻まれていた)

マンウォルを追って来た軍隊も、マンウォルが殺した人たちだった

マンウォルはジ図から皆殺しで悪鬼となってきた客桟であることに気づいた
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すると女主人(この世とあの世を繋ぐ神)に「傲慢で自分の隣爛に陥っている可哀想な人間め お前の足で罪を償う場所に訪ねてきたのだから罪を償ってみなさい」と言われた
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そしてマンウォルが1本の大きな木に自分の刀を刺すと、その気は大きくなりどこからともなく色々なものが集まり、その場所に1軒のホテルができた
女主人はマンウォルが引いてきた馬車を連れ去った

1998年・・・
漢江でひとりの女が溺死した(まわりの野次馬の中に女が死んだことを確認している者がいる)

マンウォルは満月になり目覚めると執事がホテルの営業を始めると言った(マンウォルは、酷い死に方をしたものは入れるなと言った)

そんな時、ひとりの男チャンソンの父が街の中を警察から追われるように逃げているが、その途中で階段から落ち彷徨い歩いているとホテルデルーナに辿り付いた
すると溺死した女がひとりでそのホテルに入っているのを見た為、チャンソン父も中に入った
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しかしホテルのフロントマンや従業員たちは、生きた人間が間違って入ったことに気づき、早く外に追い出せ!社長に見つかると死ぬことになるというのだった
そしてもしそうなると、従業員たちはこのことでまた社長にグチグチと嫌味を言われるというのだった

チャンソン父は、ホテル内を見物して回ると、あの大きな木に息子チャンソンが欲しがっていた花が咲いているのを見つけ、それを誕生日プレゼントにしようと木から花を取った
そんな所へマンウォルが現れ、私のホテルから泥棒しようとしたわね?といい、金の蛇を見せた(これにチャンソン父は驚いた)
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チャンソン父は「悪かった もう二度と悪いことはしませんというが、マンウォルは「もうあなたはすでに死にかかっている 今すぐ死んで!」と言った
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しかしチャンソン父は「自分には息子チャンソンがいるので、死ねない 息子を立派に育てるので帰してくれ」と頼んだ

するとマンウォルは「今すぐここで死ぬか、それとも息子を立派に育て20年後に息子を渡すか どちらかを選ばせてあげる」と言った(するとチャンソン男は「分かった20年後に息子を渡す」と言った)
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そういうとチャンソン父は生き返った(チャンソンは医師に「お父さんは死んでいない」というと、医師も驚き、すぐに手術しようと言った)

そしてチャンソン父は退院したが帰る途中でホテルデルーナで見かけた女性の葬儀を見た
その女性は、警官で潜入捜査をしていた時にバレてしまい殺されたとマンウォンに話し、このままでは死ねないと言った
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マンウォンは「復讐するのか?」と聞くと、復讐ではない奴らは人間の法律でも罰せられないので、私が罰するというのだった
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するとマンウォンはそれならこちらの世界でのお金がかかるが?というと、女性警官は自分の頭から銃弾を取り出しマンウォンに渡した

その頃ボムチョン市では革新経済引き上げ授賞式が行われていた
そこでパク・ギュボム市長により、ボムイン物産のキム・ドンファン代表が表彰されていた
そんな場所へマンウォンが銃をもって現れ、女性警官から預かった銃弾をパク・ギュボム市長に向けて撃った(この姿はパク・ギュボム市長以外には見えず、市長はひとりで焦っているのだった)
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心臓に打ち込まれたギュボムの前に女性警官が現れたため、慌てふためき部下に女性警官を処理したんだろ?というのだった

マンウォンはチャンソンの養育費として多額の金額を送ると、チャンソン父は驚き、自分が息子を売ってしまったと後悔し、ホテルを見つけこの金を返さなければ!というのだった(マンウォンはチャンソンの誕生日には月見草を贈ることにした)

それから月日が経ち2019年(現在)となった

チャンソンはシンガポールのパレスホテルから、ソウルのホテルに移って来た
それは亡くなった父との約束で20年は韓国に戻るなという約束だったが、20年経ったので戻ってきたというのだった

そんなチャンソンに誕生日のプレゼントが届いていると言われた
それに驚いたチャンソンは「それは花?」と聞くとそうだといい、月見草だと思った
チャンソンは20年が過ぎたのに、何でまた?と思った
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その花にはカードがついていて「ク・チャンソンさんあなたは我々のホテルデルーナに雇用され明日 明日から出勤してください ホテルデルーナの社長 チャン・マンウォン」と書かれていた
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そこには地図も書かれていたため、チャンソンは行ってみることにした
電車に乗ると混んでいたため、隣の車両に移ると、その車両には誰も乗っておらずただ一人マンウォンがいるだけだった

チャンソンは「あなたがホテルデルーナのマンウォン社長ですね?」と聞くと、父さんはあなたは怖い人だと言っていましたと話した(マンウォンは明日からウチで働けと言った)
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しかしチャンソンは怖くない、ついでに僕を諦めて貰えませんか?と聞いた
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するとマンウォンはプレゼントは花ではなくクビの折れたカナリアを贈れば良かったといい、今年は特別なプレゼントをあげるわといい、チャンソンの側へ行きチャンソンの目に息を吹きかけた(チャンソンはいったいどんなものですか?というが、マンウォンは特別なものだとだけ言った)

電車から降りたチャンソンは、父が言っていた「あの女に会ったら必ず逃げるんだ」と言われた事を思い出していた
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このためチャンソンは逃げることにしたが、外へ出ると息を吹きかけられた目が何か違和感を覚えた
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それは死者が見えるようになったのだった(これが特別なプレゼントだった)

チャンソンは死者が見えるようになり、驚いた

マンウォンは怯えているチャンソンを連れ、食事をした(マンウォンはチャンソンが見た幽霊はちょっと凄かっただけだと言った)

そんなマンウォンをたまたま見たパク・ギュボム元市長は、マンウォンのせいでこうなったことを憶えていて、マンウォンを殺そうとマンウォンの心臓を何かで刺した
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そんな状況を見たチャンソンは驚くがマンウォンはチャンソンに「逃げたいのなた今すぐ振り返らずに去れば、あなたの前から消える」と言った
そういわれたチャンソンはその場から走って去った
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しかしチャンソンは逃げたのではなく、リヤカーを引いて戻ってきて「これに乗ってくれ 病院でもホテルデルーナでも連れていく」というと、マンウォルは自分で胸に刺さっているものを抜き、遠くにいるパク・ギュボム元市長に向かって投げると、それがギュボムに当たり死んで砕け散った

マンウォルはチャンソンに「あなたはもう逃げられない 私から逃げようとするなら殺す」と言った

始まりはとっても印象的で面白かったです
この先このホテルで何が起こるかはまだ分かりませんが、チャンソンは人間のままでホテルデルーナで働くことはできるのでしょうか?それが今気になります

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