晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

どらほー健康法(2) 12/26

2020-12-26 | 健康

2020.12.26(土)

 クールビズではじめたと書いたが、裸なのでクールは当たり前で、実は逆のウオームビズ、特に就寝時に温かく眠れるようという目的でもあった。 それは40年ほど前、冬山にせっせと通っているころのことである。当時は衣類も装備も貧弱で、雪上でのテント生活、特に就寝は辛かった。それ以前も大変だったが、20代の頃はさほど気にならなかった。背中や足が冷えて眠れないのだ。疲れもあって最初は眠りにつくが一度目を覚ますともう眠れない。靴下から目出帽まで着られるだけ着込んでシュラフに入るのだが-20度にもなる冬山では耐えられない。シュラフの中で考えると、お腹側は温かくて背中側が冷たいのだ。それならばとヤッケとセーターを脱いで背中側に敷いてみる。これが正解で、背中と腰の冷えは解消できた。足も同様に靴下を脱いで下に敷くのだが、素足はやっぱり寒い。そこで首に巻いていた絹のスカーフで素足を風呂敷よろしく包んでみる。これまた大正解で、温かくしかも疲れがとれて、ぐっすりと眠れるのだ。
 山の本か何かで「雪国の女の子は素裸で眠る」というのを読んだことがある。勿論昔の話だろうが、そうすると温かく眠れるそうだ。ただなんで女の子なんだと思った、男はどうなんだよと思うが、男だって温かいはずだ。最近読んだ「追われゆく坑夫たち」(上野英信著)の中に、寒い蛸部屋で男が二人ずつ裸で布団に入って眠る話がでてきた。頭と足を互い違いにして寝たそうだが、暖房具がなくても温かく眠る苦肉の策だそうだ。
 いずれにしても衣服を着けて寝るより素裸の方が温かく、しかも疲れがとれるのは確かなようである。それがどらほー健康法(脱パンツ睡眠法)を始めた大きな理由である。つづく
【今日の”のびちゃん”】NO.48 
 17日今年初めての雪が降った、じょんのびで30cm久々の大雪だ。もちろんのびにとっても初めての体験なので心配したが、それなりに歩いていた。じょんのように楽しんでいるとは思えない。

 

 

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