晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

芝生物語・猛暑編(4) 8/30

2010-08-30 | 日記・エッセイ・コラム

2010.8.30(月)晴、曇

 芝生物語でスジキリヨトウについて偉そうな説を振りまいて、実はえらく恐縮している。玄関前、南側南京櫨のところの芝生がすっかりやられたのだ。それも充分な予兆があったにもかかわらずヨトウのせいでは無いという誤った判断、妙な先入観で対処を遅らせてしまった。なんともふがいないやら、情けないやら、、、、、。
 どちらの芝も元気が無く、茶色く変色し、芝の数もまばらになって来ていた。玄関前の芝生には芝の葉に例の卵が産み付けられていたし、葉先の斑状の食害も既にあったのだが、箸で掻いてみてもヨトウの姿はなく、日当たりと水不足のせいだと勝手に決めつけていた。それというのも8月の初めに一度発生して、駆除しているからだ。しかし今朝の葉の食害の状況はただごとではない、葉の途中から先が無くなっているのだ。その辺にあった木ぎれで地面を掻いてみるといるわいるわ、やっぱりスジキリヨトウが発生していた。Img_1287

これがスジキリヨトウの卵、数日で孵化するそうだ。


 ネットで調べると年間発生回数は3回から4回となっているそうで、暖かいと多く発生するようだ。ちなみに北海道などでは2回ということだから、気温が関係しているようだ。同様に南側の芝生も掻いてみると出てくる。水不足のせいだけではなかったのだ。こうなったら徹底的に駆除して、立派に蘇生させてやろうと決意する。Img_1288 Img_1291
 
玄関南側のビフォアアフター。


 玄関先南側の芝は刈る必要もない。食害と育ちの悪さからだ。ミニ熊手で掻いて、溜まった刈かすを取り除く、同時に出てくるヨトウをピンセットで摘んでゆくと、あっという間に瓶の底に溜まってゆく。北側はそこそこ伸びているのでバリカンで刈ってから同様に掻いてゆく。瓶に半分ぐらいたまったヨトウをみーにあけてスミチオン1000倍液を振りかけてみる。前回は瓶の中でやったのだが、今回は少しオープンなところで実験してみた。なかなか効き目が現れず、ウジウジと這っている。なんともおぞましい姿だ。そのままだと外に逃げ出すのでみーを立てておく。上に向かって這っていくのだが、薬が効いてくるのか力尽きて底に落ち始める。芥川龍之介もきっとこのような様子を見たに違いない。昼食のため30分もして見てみるとほとんど底に固まって死んでいるが、数匹はピクピクと生きている。これを刈かすのくすぼっているところで火あぶりにする。将に地獄だ。Img_1295 Img_1294
 
エアベンチレーションと蜘蛛の糸。


 その後すっかり坊主になった芝生に水をたっぷりとやる。刈り込みと日照りで弱ってるだろうというのもあるし、エアベンチレーションと根切りを兼ねて行うためだ。やってみると、北側は根がしっかり入っているためかなかなか刃が入らない。ところが南側はブスブスと入るのだ。品種も土壌条件も同一なのにこれだけの差が出るのは何だろう。それは芝の周囲に植えられた花やハーブの種類では無いかと思う。
 南の櫨の芝生も刈り込みとかす掻き、捕虫をして今日の作業は終了、緑の芝を蘇らすぞという強い決意で明日も続けよう。

【作業日誌 8/30】
芝生整備

今日のじょん:夕飯後のお茶碗を洗っていると、台どことの境にじょんがいる。いつも居ないところなのでびっくりするが、ペットゲートを開けているのだから、普通どこでも出てくるわな。Img_1237

今まで開けてても知らん顔してたんだけど、、、。 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 綾部市議選 8/29  | トップ | 卒塔婆 8/31 »

コメントを投稿