晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

暁斎展 7/4

2017-07-04 | 文化に触れよう

2017.7.4(火)雨

 台風による大雨の中を京都に行く。まずは立命館の国際平和ミュージアムで開催されている「DAYS JAPANフォトジャーナリズム写真展」、これは9日までの開催なので本日がチャンスだ。昨年の草津キャンパスでの写真展は撮影が許可されていたので紹介することができたが、今回は撮影不可なのでタイトルで紹介しよう。

1.戦下で生きる人々 2.パレスチナ占領から50年 3.豊かな暮らしの向こう 4.困難の中で生きる

 戦争の写真はインパクトのあるものだが、3.の中の「処分されるペット」「ダーティツーリズム」4.の「硫酸に焼かれる女性」「福島 放射能の檻」は強烈に訴える作品だった。
立命館国際平和ミュージアムはキャンパスの外の市街地にある。
 さて大雨の中を西院に向かう、「日本中世の墓と葬送」(勝田至著)にある京師五三昧の最勝河原を訪れるためだ。雨が一段ときつくなり満足のいく訪問はできなかったが、内容は次回に報告する。

 雨のために外を歩くことが困難になり、美術館「えき」KYOTOの暁斎展を見ることにする。河鍋暁斎(きょうさい)は幕末から明治にかけて活躍した天才絵師で、水墨画から浮世絵、仏画まで幅広く描いているが、擬人化した動物や妖怪など、見ればああこれかって気がつくだろう。仏画の隣に春画が展示されていて、らしさがうかがえる。わたしが好きなのは動物を擬人化させて社会を皮肉っているような絵で、充分楽しませてくれる絵がたっぷりと展示されている。こちらは7月23日までなので興味のある方はどうぞ。

お土産に買ってきた百鬼夜行図のファイルと化々学校の絵はがき

【今日のじょん】
うんPのために入り口のコニファーに近づくと雀大の鳥がばたばたと飛び出してきた。様子が変なので目をこらすと、なんと巣を作って卵を抱いていたようだ。蛇が多いところなので幹の根元に忌避剤を置いておいたのだが、無事に孵ってくれいよ。

 


コメント
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